宿題をしない小学生への効果的で簡単な4種の声かけ
毎日言っているのに、宿題をしない!
そんなお子様に、つい怒りたくなってしまう保護者の方は、多いのではないでしょうか。
こんなときに、言わない方がいい言葉、叱る前にしてほしいこと、そして、かけたい言葉の3つをお伝えします。
言わない方がいい言葉
「勉強しなさい!」と頭ごなしに叱ったり、「お兄ちゃんはちゃんとしているのに!」と誰かと比較したりしていませんか?
これは、逆効果。お子様のやる気は、みるみるうちになくなってしまいます。
叱る前にしてほしいこと
叱る前に、お子様の話を聞きましたか?
どうせ言い訳ばかり、と決めつけず、お子様がどう思っているのか聞いてみましょう。
話を聞いたら、話し合うことが大切です。お子様自身が「宿題をやる方が良さそうだ」と思うことが一番。
お子様は、未来を想像することがまだ苦手です。「宿題をしないと、明日の授業で困ることはわかる?」などと聞いて、想像を促しましょう。
「わかるけど、難しいからやりたくない」といった答えであれば、「昨日まではできていたよ。一緒に確認しよう」などと励ましましょう。
いつまでも言われないとやらないのでは、将来困るのはお子様です。少しずつ自覚を促していきましょう。
効果的で簡単な声かけの方法
お子様に宿題をするよう促す声のかけ方には、種類があります。
質問する
誘う
認める
褒める
この4種類に分けて、お伝えします。
1.質問する
質問をして、お子様自身に決めてもらうと、自分で約束したという自覚が生まれて、「やらなくちゃ!」という気持ちになります。
「今日は何から勉強する?」
「何時から宿題する?」
などの質問をして、お子様に決めてもらいましょう。
2.誘う
質問に答えると、自己決定権がお子様にあるように思えますが、保護者が望む答えを言っているだけのお子様も少なくありません。
質問してもうまくいかなかったり、お子様の気遣いが見えてしまったら、もっとストレートに誘ってみましょう。例えば……
「約束の5時になったよ。2分だけ勉強してみない?」
「残り1問だけだね。もうひと頑張りしてみない?」
これは、「5時になったんだから、やりなさい!」「あと1問なんだから、さっさと終わらせなさい!」といった命令形ではないのがポイントです。
質問の形をとることで、表現が柔らかくなります。また、お子様には断る余地が残るので、お子様の気持ちの余裕も生まれます。
断られることも出てきてしまいますが、
「ママはお仕事するから、お隣で宿題しない?」
「早く宿題を終わらせて、一緒にトランプしようよ」
などと、別の誘い方をしてみましょう。
3.認める
勉強する前と後、昨日と今日でどんな変化があったのか、詳しく言葉にすることで、お子様の成長を認めてあげましょう。例えば……
「10分間、机に向かえたね」
「一人で1ページ解けたんだね」
「昨日間違えた問題を、今日は1回で正解できたね」
など、お子様の行動を言葉にしてみましょう。
4.褒める
認めた後は、褒める言葉を付け加えましょう。高学年で、褒められるのを嫌がるようになってきたら、回数を絞って伝えると良いでしょう。
ポイントは、認める言葉とセットにすることです。
「一人でできたんだね。えらい!」
「全問正解したんだね。すごい!」
褒める言葉は、一言でも構いませんし、同じ言葉でも構いません。言ってあげることが大切です。
言葉にするのが苦手な方は、アプリ「チアミー」を使って褒め言葉のスタンプを送ったり、お子様とハイタッチするのも良いでしょう。
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がんばることを決める
お子様が、がんばったことをスタンプで報告
保護者がスタンプでほめる
この簡単3ステップで、お子様の習慣化を応援します。
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