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本好きになったきっかけ
中高生の頃の私は読書が嫌いでした。
図書室で本を借りたらそれだけで読んだ気になり、そのまま返却することもよくありました。
国語の授業もいつも、早く終わってほしいなぁと気乗りしない時間でした。なので語彙力もなく、話すのも苦手。自分の気持ちや感情を言葉に表現できず、ちょっと心揺さぶられることがあると感情が先に立ち、溢れ出る想いが涙として流れて止まらなくなってしまう、ちょっと困った人でした。
周りからみても、何を考えているのかわからず、すぐ泣く非常に扱いにくい人だったと思います😅
もちろん、なんとかしたいと思っていましたが、大人になってもなかなか改善できませんでした。
自分の気持ちを伝えたいのに言語化できずにいた私は、ある時、詩集と出会いました。
長文は見ただけで嫌になるのに、短く間隔の空いた詩は、私の中にすーっと入ってきて、とても読みやすかったのです。そしてその中に自分のいまの気持ちを代弁してくれているかのような言葉たちに出逢いました。
「そうそう、私はこういう気持ちなんだよね」と、すると心がフワッと軽くなったのです。
それから、本の中に自分の気持ちや考えを探すようになり、次第に本が好きになっていきました。
詩から始まり名言や格言なども好きになり読み進めた本。
国語の問題や試験に出る文章には、相変わらず苦手意識がありますが、著者が本に込めた想いや生き方のヒント、自分では考えもつかないような発想などに出逢える読書がとても楽しくなり、最近ではビジネス書などもよく読むようになりました。
まだまだ、読みやすい本と読みにくい本があったり、選ぶ本のジャンルに偏りがありますが、本との出会いを通して、自分自身の生き方や人生についての迷いが軽減したり、視野を広げるきっかけになっています。
自分の感情を代弁してくれるような詩と出会ったことがきっかけで本が好きになった。
そんなお話でした!また、本の紹介もさせていただきます。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました♡
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