見出し画像

1回目のうつの原因を分析してみる

私はこれまで2回うつになっていますが、1回目のうつは今から7年ほど前に診断をうけました。その時、なぜうつになってしまったのかを分析してみたいと思います。誰かの参考になればと思います。

当時の私の状況


当時の私は営業をしていました。まだまだひよっこであった私は、余裕をもった営業活動はできず毎日お客様のところを駆け回り、その日の終わりには上司に報告をして次の日をどう過ごすかを打ち合わせをする日々を過ごしていました。毎月毎月数字を作り出すことに必死の毎日でした。

うつになる原因だと思うこと①


原因1つ目として考えられるのは、数字へのプレッシャーです。余裕のある営業の方々は、当月の数字はすでに達成していて、来月や再来月の数字のために営業活動をしていました。私はそんな余裕をする活動ができておらず、毎月毎月当月の数字を作るために奮闘していて、まさに自転車操業で動いていたため余裕なく営業をしていたことが、自分の心を追いやっていたのではないかと思います。

うつになる原因だと思うこと②


原因の2つ目として考えられるのは、上司との関係性です。今でも思い返すのは嫌だと思うほどなのですが、日々の報告は本当に嫌でした。結果を報告するときは、どこか鼻で笑われ何を言っても肯定されず、否定されるもしくは改善点の指摘をされることしかありませんでした。もちろん、自分の未熟さがあっての改善点の指摘もあるので、理解する部分はありましたが、自分の活動を鼻で笑われる日々は心が疲弊していき、徐々に会社に帰ること、一日が終わることが嫌になっていきました。

うつになる原因だと思うこと③


原因の3つ目として考えられるのは、取り扱う商品への気持ちです。当時の会社で扱っていた商材を売ることに私自身納得していない部分がありました。まだ使える商品なのにどうして新しくしないといけないんだろう。会社から売ってこいと言われるけれどこの部分が納得いかずに日々の営業活動もどこか気持ちが乗らない状態で行っていました。その時のお客様のことを思うと申し訳ない気持ちがまだあります。

原因をまとめてみる

これらの原因についてまとめてみると、

①→プレッシャー。与えられたことに対して楽しむことができなかった。自分事に捉えることができず、どこか他人事にしてしまっていた。

②→上司との関係性。自らの主張をすることができず、コミュニケーションをとろうとすることができていなかった。→相手に自分の意思を伝えることに怯えていた

③→腹落ちしていない行動。納得できないのであれば、部署を変えるように進言したり転職したりと、自ら環境を変える努力が必要であったのかもしれない。

というように今では考えることができます。

毎日が辛いのであれば、その毎日をいいものに変えることができるのは自分しかいないので何かしらの行動が必要でした。
それができない環境下にいたのか、自分自身が能力として低かったのか今ではわかりません。
ただ今だから言えることは、我慢なんてしなくていいということです。必要な我慢もありますが、自分の身が危険な状態にあるのであれば、大切にするのはまずは自分です。会社でも同僚でも、さらにいうとお客様でもないのかもしれません。

よいサービスを提供するのもよいコミュニケーションを取れるのもすべては自分がいかに悪い状態ではないかが肝になると思います。そうならないためにも、

今回のnoteが誰かの参考になれば幸いです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?