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USスチール買収の不都合な真実

新日本製鉄によるアメリカのUSスチールの買収が大きな問題になってるね。大統領選での争点ですらなっているんだよ。

だけど、一体どうして新日鉄がアメリカの製鉄会社を買収しなきゃいけないのかね。

実はアメリカはトランプさんの時に関税を上げて、中国の安い鉄が入ってこないようにブロックしているんだよ。

それでアメリカ市場は、鉄鋼会社にとって、とっても儲かるマーケットになっているんだね。だから新日鉄は参入したいわけだよ。

では日本のマーケットはどうかと言うと、ダンピングで入ってくる中国の安い鉄を漏れ状態で入れてるんだよ。

そのために新日鉄は、広島県の呉市であった製鉄所を閉鎖して、地域経済に大打撃を与えているんだよ。

いったい国内の工場を閉鎖しておいて、海外の同業者を買収するっていうのは、国民の生活からすれば、ほんとに理不尽なことだよ。

だからやるべき事は、中国の鋼材を日本国内から締め出すことだよ。関税はアメリカと同じように上げるべきなんだよ。どうしてそれをしないんだい。

それは中国から報復されるのが怖いんだろう。日本から輸出している品物に、報復的な関税をかけられたりするのが怖くてできないんだよ。

だけど、北海道のホタテを見てごらんよ。福島の汚染水の問題で、中国マーケットから完璧に締め出されてしまった時は困ったけど、ちゃんと立ち直っているんだよ。

中東に輸出したり、東南アジアで新しいマーケットを開拓したりして、ちゃんと新しい需要を生み出しているんだよ。

だからこの問題で一番責任を取らなきゃいけないのは、中国におもねって、事実上奴隷状態にある日本政府自民党だよ。

製鉄会社にとって、日本国内のマーケット、もっと儲かるようにするようにするのは政府の仕事だよ。

どうして日本のマスコミは、この不都合な真実にずっと目を背けたままなんだろうね。やっぱり勇気を持って言うだけの気概がないんだろうね。

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