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麺類を愉しむ

特に私は麺類が好きなわけではない。


   だが、昨日は三回も麺類を食べた。


   一食目は、”味噌煮込みうどん”を食べた。


   それを食べたかったのではない、たまたまその地下街で、その時間営業していたのが、その店だっただけである。


   味噌煮込みは、蓋にのせてから食べる。取り皿用の小皿はついてない。地元の人なら知っている。周りの人たちは、食べにくそうに、鍋に箸を突っ込み、レンゲを左手に持ち、食べている。

   (熱くないか?)


   二食目は、”天ぷら付きざるそば”を食べた。


   この時もたまたま。その時、何かを食べたかった。この時も地下街を歩いていた。でも、営業してない店は、逆になかった。ただ、和食の店風だったので入った。メニューを見て蕎麦屋だと言うのがわかった。



   蕎麦は、この歳になってから好きになった。本当はザルより、かけそばが良いのだが、店の人におすすめと言われたのでそれを食べた。


   (おすすめにするには、今一つの味…。)



   三食目は、”焦がしナポリタン”を食べた。



   蕎麦を食べた後、コーヒーが飲みたくて、喫茶店を探した。



   でも、スタバとかドトール、ではないよな。



   しかし、どの店も混んでいる。午後四時だから、昼でも夕食の時間でもないのに、軒並み飲食店は満席に近い。この地下街はいつもこうなのか?



   レストランなのか、喫茶店なのか、ただわかるのが歴史を感じさせる店の席が一つ空いているのが、外から確認できたのでそこに入った。



   カフェなのか、リストランテなのか分からなかったので、食事の注文もした方が良さそうなので、店員におすすめを聞きそれとコーヒーを注文した。


   (蕎麦食べた直後だから、入らねえよ。)



   不味くないのに、多少残して帰った。ちょっと後悔が走る。



   そうなんです。私はラーメンは店でほとんど頼みませんし、専門店は嫌いです。



   美味しくない、なんか拘っているらしいラーメンのどこが美味しくなるのが不思議で、どうしてそういう思考になるのか、日本人の悪いところだと思う。



   五十年以上生きていたら、ラーメンは一生の中で食べた料理に中でベストテンに入るぐらいよく食べてきたと思う。ただそのほとんどは、インスタントラーメンだ。それで充分だ


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