見出し画像

公務員予備校に通うべきか?否か?


メリット

・情報が入手しやすい

 まずは、独学と比べて、情報が入手しやすいというのがポイントです。特に、法律の改正などにより、問題が最新情報に改訂されたときや、時事問題の対策などで有効です。
 面接対策においても、公務員予備校であれば、過去の通学生などから得ている生のノウハウが蓄積されているので、対策も万全です。 

・公務員受験仲間(ライバル)ができる

 同じ目標を持った仲間を目の前にすることで、自分のモチベーションの向上に繋がります。
 独学だと、自分一人の戦いになるので、周りの勉強時間の状況や、どんな勉強をしているかの情報が入手しにくいという一面があります。
 仲間さえできて仕舞えば、お互いに高めあうことができ、また、情報交換などにもつながるでしょう。

・勉強の行程がわかりやすい

 独学で勉強をしている場合は、当然自分でスケジュールを立てて、合格までの道筋を自分で考える必要があります。
 公務員予備校に入れば、自分の入学月に合わせたカリキュラム・スケジュールが組まれているので、計画策定などが苦手な方は、公務員予備校に頼るのがいいでしょう。

・面接対策なども徹底してくれる

 公務員予備校によっては、模擬面接の実施や過去の面接の想定問答などの提供があったりします。なかなか一人だと面接対策も後回しになってしまうので、面接対策が苦手な方には、公務員予備校が向いています。

・学習環境(自習室)の確保

 個人的には、これが公務員予備校の強みだと思っています。同じ目標を持った学生や社会人が勉強をしているので、かなり励みになります。
 また、大学の図書館などでは自習以外にもおしゃべりをしている人や、スマホをずっといじっている人もいますが、予備校によっては会計士受験生や税理士受験生などかなり高い目標を持って勉強している方々も多いので、その勉強している姿を見て、自分も頑張ろうという気になります。

デメリット

・お金がかかる

 当然と言えば当然ですが、公務員予備校に行くには、20〜30万円の予備校費用がかかります。世の中ゼニですからね。
 ただ、逆転の発想で、公務員予備校費用を自分のマネーから出費することで、「絶対公務員に合格してやる」という気持ちにもなれます。もちろん、親からの支援が受けられる方は、親に感謝しつつお金を出してもらって、勉強に集中するのもありでしょう。

・授業に時間が取られる

 コロナ禍が開けて、対面授業も再開してきました。時間が決まった授業などもあったりするので、人によっては大学のゼミやアルバイトなどとの時間調整がうまくいかず、授業に手前を取られてしまうということもあります。
 ただし、大手の予備校だと通信教育も充実しているケースや、授業に参加できなかった場合の振替授業やWEB授業などもあったりするので、よく調べてみましょう。

・公務員受験仲間(阻害要因ともなりうる)ができる

 メリットでも述べましたが、逆に公務員受験仲間ができることによって、本当はもっと勉強しようと思っていたのに、「飯行こうぜ」みたいな声かけをしてくる受験生もいます。
 こういった受験生は、阻害要因ともなり得るので、あまり近づかないようにしましょう(もちろん息抜き程度に、たまに行くぐらいはいいですよ)。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?