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世界一の 『幸福論』が教えてくれた 明日がもっと幸せになる方法

すこし前に「読書感想文は読書メーターに載せる」と書いたもののあっちでは短文投稿スタイルが合ってるような気がしたのでフルバージョンはnoteに、抜粋を読書メーターに掲載する方針?に切り替えました。

正直いってあまり期待してなかった。そもそも「なんで買ったのか?」もよく覚えてない。そういう気分だったんだろうな。かずみんのトラペジウムを読むまでの「つなぎ」として丁度いいかな?くらいの気持ちで読み始めてました。しかし!思いのほか(失礼)出来がよかった。

主人公がバー「アラン」に来店してそこのマスターと相談する。という設定で書かれた本。元ネタは名著「幸福論」からきてるんですね。だからバーの店名が著者のアラン。

元ネタ紹介しつつおれはまだ読んでない。難しそうだし!でも本作を楽しく読めたので原典あたるのも悪くないかな?と思えてきた。読みたい本リストに追加。

いいなと思った点を引用

P19
そう思う人が多いようですが、それは大きな勘違いです。「ものごとがうまくいくから幸福」なのではなくて、「自分が幸福だから、ものごとがうまくいく」のです。そこを間違えてはいけません。
P26
憧れの上司だからこそ、ついつい考え過ぎて不安になってしまったのではないですか?想像力がフィクションをつくっていくと言いますか、人間は、実際はありもしないことで勝手に不機嫌になっていくことがよくあります。
p27
不幸には「ほんものの不幸」と「不幸になる深刻な理由がないのに、自分で不幸だと思っている不幸」とのふたつがあるのです。

ここらへんの解説が気になる人はぜひ書籍をゲットして目を通してみてください。なるほどな!と思うはず。

P65
仕事は報酬よりどれだけ楽しめるか。仕事が楽しい人は幸福です。
P82
いいえ、決意しなければ幸福にはなれません。なぜなら、わたしたちはいつも上機嫌でいられるわけではないですからね。人は、頭では他人の言葉や仕草に一喜一憂しないと思っていても、感情はなかなか言うことを聞いてくれないものです。

ここらへん「機嫌」というキーワードが頻出してくるのが今風。ちょい前にネットで話題になったみやぞんさんの名言を思い出す。イッテQかなんかで発言したらしい。俺は視聴習慣がもともと無いので知らないんだけど。

P120
幸福になるのは「義務」です。自分が幸せになれば、人に希望を与えられます。

言われてみればたしかに幸せそうな人の周囲には人が集まってるよな...。みたいな。こんな感じでマスターがいろいろ教えてくれます。

まとめ

時間調整...くらいに思っていた本がけっこう面白かった!という不思議体験。これだから読書は面白い。俺のように元ネタ読んだことがないひと、元ネタとっつきにくくて挫折した人などにはオススメの一冊です。

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