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<勝手に星読み> 『名探偵コナン』の生みの親・青山剛昌先生

星読みの実践を積むべく、身近な友人以外のホロスコープを勝手に拝見させてもらう、余計なお世話的note、はじめてみたいと思います。

まずは今年連載30周年を迎え、わたしの財布のヒモを緩ませまくっている『名探偵コナン』の創造主・青山剛昌大先生。
誕生日は公表されていますが、出生時間は不明につき、ハウスなしでみてみたいと思います。

出生時間がわからないので、どのくらい読めるかな〜という懸念はあったものの、そんなんまったく不要でした。やはり日本を代表するクリエイターはホロスコープもすごい。

まず、天体ごとの星座・属性はこちら。

<個人天体>
太陽:双子座(風・柔軟宮)
 月:双子座(風・柔軟宮)
水星:双子座(風・柔軟宮)
金星:双子座(風・柔軟宮)
火星:乙女座(地・柔軟宮)
※月は出生時間不明なので仮。時間によっては蟹座の可能性あり

<世代天体>
木星:牡羊座(火・活動宮)
土星:水瓶座(風・不動宮)

<時代天体>
天王星:乙女座(風・柔軟宮)
海王星:蠍座(水・不動宮)
冥王星:乙女座(風・柔軟宮)

天体が全体に散らばっているように見えるけれど、属性でまとめてみると、かなり特徴的である。
●活動宮:不動宮:柔軟宮=1:1:7
●火:地:風:水=1:3:5:1

まず3区分でいえば、「柔軟宮」が7つと、超臨機応変型。パーソナリティを表す個人天体は、すべて柔軟宮の可能性が高い。
※活動宮…自ら動くタイプ、新しくものごとを起こすのが得意
※不動宮…動かず待つタイプ、あるものを守り抜くのが得意
※柔軟宮…臨機応変なタイプ、環境に合わせるのが得意

「こうしたい」「こうしたくない」という自身の意見はもちろんあると思うけれど、周りの提案や状況に対して「じゃ、こうしよっか」と変幻自在に対応できる方であることが垣間見える。
実際、インタビューやコメントを見ると、譲れない信念はありつつ、さまざまな関係者の意見を取り入れたり、世間のトレンドや状況を作品に盛り込んだりしている。適応能力やばすぎマン。

4元素でみると、「地」が3、「風」が5、「火」「水」が1ずつと、これも偏りあり。個人天体でいえば、火星が乙女座で地。それ以外は双子座で風である可能性高し。つまり、火・水の性質がないということ。ロジカル&リアル。
※火…精神型、直感で動く
※地…現実型、安心感で動く
※風…理論型、思考で動く
※水…感情型、心で動く

『名探偵コナン』で考えれば、推理マンガであること、そしてトリックを考えては”きちんと成立するか”を実践に試して描いていること。まさにロジカル&リアルそのもの。
とはいえ、描かれるキャラクターたちはとても感情的だったり、直感で動いたりすることが多いように思う。星的な偏りがあるということは、「足りない性質を補おうと、逆にその特徴が現れる」と学んだことがある。個人的には、先生個人のホロスコープのなかで少ない火・水の性質を、キャラクターたちが代弁しているのでは、と感じてしまうのであった。

さぁ、ここからようやく、個人天体を詳細に見ていこう……といいつつ、ほとんど双子座。ここまでくるともう芸術的な偏りである。

太陽(双子座)
意志・人生の目標を表す太陽が「双子座」。言語・コミュニケーション能力に長けており、勉強(初等教育)も表す理論的な星座。天王星・広めにとって土星と友好的な角度を取っているので、ここでも変化や課題に対して柔軟に対応できそうな雰囲気。ただ楽しいだけではない、気づき・学びのある作品づくりは、こういうところから来ているのかも。
ただ、太陽双子座といいつつ度数は29°。翌日には太陽が蟹座へ移動=夏至を迎える。占星術的にみて重要なタイミングである夏至の直前の生まれ。蟹座は愛・家族の星座であり、感情豊かなキャラクター。『名探偵コナン』のことを「殺人ラブコメである」と語っているのはまさに、双子座の理論(推理モノ)✕蟹座の感情(ラブコメ)である。

月(双子座or蟹座)
出生時間が不明なのであくまでも仮だが、月星座は双子座。21〜22時以降の生まれであれば、蟹座である。つまり新月生まれ。新月生まれは何かを新しくはじめたり、今までになかったものを世に生み出すことに長けるといわれている月相。
実際、『名探偵コナン』が誕生した背景には、『金田一少年の事件簿』ブームに負けない作品を描いてほしいという相談があったからだとか。世にあふれた探偵モノに、主人公が小さくなるというファンタジー要素をかけた、唯一無二の作品。新月パワー、ありがとう。

水星(双子座)
水星も太陽と同じ双子座。水星にとって双子座はホームタウンであり、居心地の良いところ。そのパワーが充分に発揮される。頭の回転が早く、会話はわりと飛びがちかも。マルチタスクも大得意。NHK『プロフェッショナル』の先生出演回を観た際、グッズを一つひとつチェックし、手を加えているということに驚いた。が、星をみて腑に落ちた。そして、乙女座冥王星とスクエアの角度。とことんやる。とことんこなす。

金星(双子座)
こちらも双子座。好奇心旺盛で、いろんなことを知り取り入れるのが好き。水星とコンジャンクションなので、楽しいからいろいろやれている、という節はありそう。そしてこちらも冥王星とスクエアなので、やはりとことん。

火星(乙女座)
わたしがとても感激したのが、この火星乙女座。
火星は行動力を表す天体。乙女座は現実的・実務的で、細かいところに配慮が行き届く星座。つまり、太陽の意志・月の想い・水星の思考・金星の好み・センスというものをかたちづくるとき、この乙女座火星が、リアリティにこだわって、現実化してくれるのである。しかも冥王星とビタビタのコンジャンクション。抜群の集中力で、周りが「もうやめてくれ」と言わんばかりにこだわれる。とてもカリズマティック。

・・・・・
と、こんな具合。
『名探偵コナン』大好き人間であるからこそわかることがあるとはいえ、ハウスなしでも、まさかここまで読めるとは……!

ちなみに番外編として、”今生の課題”とされるドラゴンヘッドは蟹座(活動宮・水)。活動宮も水も、ネイタルチャートには少ない要素である。しかしながら、ドラゴンヘッドがここにあるということは、”前世では(蟹座と反対の)山羊座的なことをがんばったから、今生では蟹座的なことが使命としてがんばりなさい”という星からのメッセージ、ということになる。ちなみに、山羊座は安定的な地の星座。ステータスや富・財産を表す。
ここからはわたしの想像でしかないが、鳥取のご実家から、この山羊座っぽいイメージを感じた。おそらく、実家を継いだり地元に残ったりするのではなく、人の心を動かすような愛に満ちたメッセージを届ける・世代問わず愛される作品をつくる=蟹座、という使命をまさに体現しているのではなかろうか。

「人生の半分がコナンです」と語る先生だが、2024年公開の映画『名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)』では、コナンよりも早く連載していた『まじっく快斗』の主人公・怪盗キッドとのクロスオーバーに拍車がかかり(悲鳴)、ここからさらに過去作『YAIBA』の完全アニメ化が決定している(卒倒)。

還暦を迎えてからもなお、双子座道を突き進む青山剛昌先生。
お願いだから、どうか健康で長生きしてください。
ほんとお願い!!!!








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