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悲しきメンヘラモンスターにならないための星的・フィト的対処法

「浮気グセは治らない」というけれど、一度でも浮気された人の「疑いグセ」もそうなのだろうか。

過去、浮気をされた経験があることはお伝え済みだが、もともとヤキモチ妬きで、女の勘が鋭いわたしは、『コナン』愛読で培った探偵力(?)も相まり、彼の浮気発覚後はかなり神経質になっていた。

当時、ひとり暮らしをしていた彼。浮気相手を招き入れるには完璧な状況すぎて、「ねぇ、ほんとうにひとり?」とLINEで尋問するのがルーティン。「ねぇ、ほんとにひとりなら写真送ってよ」と証拠提出を要求するのも珍しくなかった。この時点でまぁヤバメンタルだが、疑念が最高潮になっているときのわたしはこんなもんじゃない。

わたし「ねぇ、今の部屋の写真送ってよ」
彼「マジで誰もいないって!」
わたし「じゃあ送れるよね?送れないってことはなんかあるよね?」
彼「わかったよ!」(写真が届く)
わたし「え……いるじゃん…女」
彼「……え?……は??何言ってんの!?」
わたし「そこ……隠れたって無駄だって……柱の影に写ってる……女の顔が……」
彼「!!!!!?????」

もうね、メンタルホラーすぎて幽霊沙汰。
送られた画像のピクセルというピクセルをチェックし、どうやら柱に女の顔が見えたらしい。彼は「テレビの画面が柱に写っただけだって!」と言っていたし、たぶんそうだったんだと思う。でも当時のわたしは、女を匿ってるとしか思えず、このあともかなり詰問した覚えがある。
(この女と別れて正解だったね、てめぇ)

・・・・・
ホラーな前置きが長くなったが、浮気も嫉妬も、生物の種の保存という観点から想像するに、抗えない、ある意味自然な性なんだろうな〜と個人的には思ってしまう。
(もちろん、浮気はダメ、ゼッタイ。当時のわたしは仕事でも悩みまくり。ストレスでモンスター化していたんだとも思うが)

そしてもうひとつ抗えないもの、それはホルモン。

37歳という絶妙な年齢かつ、フリーランスとなったことで相談しやすいのか、幅広い年齢の方からいろいろな悩みを聞く。
そして多いのが仕事上の人間関係(とくに女性絡み)。「年上女性が気分屋で暴れ倒して困っている」という相談だったり、「周りの仕事のできなさに、自分でもビックリするくらいキレ散らかしてしまう」だったり。
明日は我が身的な話である。
そもそも人間関係は人生のなかでも悩み多きテーマであることは間違いない。そんでもって仕事というのは、その人のスタンスが大きく関わる。お金が目的なのか、自己実現が目的なのか etc.仕事に求める価値観が違うと、なかなかタッグを組みづらい部分もあるように思う。
そして厄介なのが、女性の場合、日々のホルモンバランスが大きく関わってくること。その人のホルモン状況によって、メンヘラモンスターと化してしまうことは否定できない。"悲しき"ってのは、自分では意図していない、そうはしたくなくても、っていうところ。

生理、妊娠、出産、更年期、閉経 etc.
女性性は年齢ごとにホルモンバランスのさまざまな変化を経験する(ちなみに男性にも"更年期"はあるよ)。
見えないし、コントロールできない。

例えば生理時のPMSでどのくらいメンヘラになるかというと、わたしの場合、ポテトチップスの袋が開かないだけで「こんなこともできないなんて、わたしはダメな人間なんだ」とキレながら泣いた経験あり。このエピソードはまだ可愛いほうで、冗談抜きに「死にたい」「消えたい」という気持ちになってしまう人だっている。普段良い人とか、元気な人とか関係ないの。だからこそ周りは分からないし、男性は特に理解不能なのも仕方ない。
それでも、自分の身体と向き合うことで、多少なりとも傾向が分かったり、スイッチが分かったりするはず。
少しでも自分らしく過ごすために、わたしが実践したことも含めて、ちょっとした対処法をご紹介します。

全般的なこと
寝る!食べる!好きな人とイチャイチャする!
「睡眠欲」「食欲」「性欲」などを代表とする生理的欲求を満たすことはほんっとに大切。というかこのあたりを疎かにするから、ホルモンバランスが崩れやすくなる。これはむやみに暴飲暴食しろとか、寝溜めしろとか、見境なしに遊べということではなくて、日常生活をきちんと生きましょうということ。やってみて、案外それが難しいことに気付くはず。「◯曜日は22時までに寝る」とか「◯時〜◯時はスマホをみない」とか、できる範囲から続けてみてほしい。
●ストレスから逃げる!
これはもう言わずもがな。ストレスを感じると、動物的になりやすい。「コルチゾール」というストレスを感じたときに出るホルモンが守ってくれるものの、ストレスが慢性した状態ではその動きも鈍ってしまう。適度なストレスは大切。でも、そのストレスって意味ある? 自分のためになる? そういう観点からみてみることも重要。自分の成長につながらないなら、一度距離をおいてみてもいいのでは。ストレスを感じてから解消するだけではなく、ストレスの根源自体からみつめてみて。
●からだ日記・おきもち日記をつける!
言語化、面倒と思いつつ、意外にかなり効くという実感。今日の体調だけでなく、感情の変化やできごとなどを綴ってみることで、自分の傾向(何に怒るのか、どんなことが許せないのか)がみえてくることも。まずは自分のことを知る、が近道。

星的なこと
●月を知る・月を癒やす
月星座は感情を表すとして、太陽星座と並んで大切な要素。だからこそ、"自分を知る"という一環で、星界のアドバイスを聞いてみるのも手。
例えばわたしの月星座は水瓶座。水瓶座といえば、自由の星・個性の星・変人or天才の星・改革の星・多様性の星。個性を否定されたり、"どれも一緒でしょ"と言われると激昂スイッチが入りやすい。これだけで傾向がわかるので、だからこそ対処もしやすい。
また心がモヤったとき、なんか気持的に元気がないときは、月星座のハウスに注目すると◎。
例えば、わたし場合は4ハウス。4ハウスのテーマといえば、家・居場所ということで、まさにわたしのストレス解消法は引きこもり! 誰にも会わず、家で好きなことをして、これまでもメンタルを回復してきた。
嘘か真かは、自分の月星座をチェック&実践してみてほしい。
☆誕生日&日時&生まれた都道府県が分かれば誰でも出せます、気になる場合はご連絡を

フィトテラピー的なこと
●自分の膣を知る・ケアする
「フィトテラピー」というわけではないんだけれど、実践してみてよかったこと。ケアといっても、専用ソープで洗ったり、お風呂後にきちんと保湿したり。わたしの場合、ナプキンからタンポンへと変更してみたりもした。
生まれてこの方、自分のお股に注目したことなんてなかったので、保湿の重要性を痛感。デリケートゾーンの吸収率は腕部分の40倍以上とも言われていて、思った以上にそこに触れるものは大切。膣周りが潤うことで、なんとなくPMSや生理痛が軽減したように思う(もちろん複合的結果だけど)。顔や首をあれだけ保湿しているのに、なんで今まで膣周りは保湿していなかったんだろう、っていうくらいに、今では欠かせないルーティーンに。
●リラックスする匂いを纏う
自分時間、とくに寝る数時間前からは副交感神経タイム。質の良い睡眠をとるために、お気に入りの香りや、神経を緩めるアロマを炊くのが◎。「嗅ぐだけで?」って思うかもしれないけれど、嗅細胞からきちんと機能してくれる重要なケア。ベーシックなラベンダーや、女性性と相性の良いローズゼラニウムが個人的おすすめ。
●ティザンヌ(ハーブティー)に頼ってみる
イライラやストレスの根本解決はすぐには難しいもの。ピルや薬、病院を頼るものもちろん手だけれど、その前に試してほしい、手軽なものがハーブティー。これも「そんなもので?」と思うかもしれないけれど、薬の起源は植物。きちんとしたものを選ぶこと、丁寧に淹れることで、効果が期待できます。女性に全般的におすすめなのはメリッサ(レモンバーム)。これは"緩和なトランキライザー(精神安定)"ともいわれていて、生理のイライラや不安なんかに良いとされています。個人的には粘膜保護に効くとされるラズベリーリーフも好き。
☆その人の年齢や抱えている身体の課題、薬の服用有無などによって、ブレンドやおすすめは異なります、気になる場合はご連絡を


性別・年齢による生物的変化ということで、抗えず・意図せず・悲しいこともあるけれど、それでも、自分のなかで対処できることは、まだまだたくさんあるはず。もちろん周りの理解も大切。でも、周りの理解を得るには、まず自分自身が己を知らないとね。

ってことで、悲しきメンヘラモンスターに変身しそうなとき・変身しちゃったときに、ぜひお試しください。

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