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わたしが不登校の子の居場所を続ける理由

ちょっと前に
「不登校の子の居場所って必要?
体調悪くて家から出られなかったり
行けない気がする」
という投げかけがSNSでありました。

当然のこと

わたしの第一印象は
「そりゃそうだ!笑」
でした。
不登校の子は人の目が怖かったり
起立性調節障害を持っていたり
感覚過敏で外に出ると疲れてしまったりと
様々な理由で外に出ることが辛い子どもたちがいます。
だから外に居場所があっても意味ないじゃん、
と思うのは至極真っ当なご意見だと思うのです。

むすめが完全不登校だった時は
外に出ることなんて考えられなかったし、
あっても連れて行くのがしんどすぎて
「無理に決まってんじゃん!」
と叫んでいたので、ごく一部の考えではなくて
不登校の子を抱えるご家庭では
一般的な考えだと思います。


居場所やってるのはなぜ?

そんなわたしですが、
不登校児とその家族の平日昼間の居場所を運営しています。

それはなぜか。
むすめが完全不登校期に
人と関わりたい氣持ちが少し出てきたので
同年代の子と関われる学校や適応指導教室、
フリースクールなどではない場所を探した時に
1つも見つからず、むすめに
「見つからない」
と伝えたときに
「学校行ってないから行ける場所がないのかな」
「不登校だとどこにも行っちゃいけないのかな」
と呟いたのです。

詳しい過程はこちらを読んでいただけると
嬉しいです。

どこにも行ける場所がないって、
世間から忘れられたような、
自分なんてどうでもいいと言われているように感じるそうです。

ただ単純に
「幼保園生・小中高大学生は昼間に学校に行くものだからそういうサービスや居場所がない」
という偏見があるだけで、
子どもたちは何も悪くない。

そうじゃなくて
本来なら子どもたちは
ただそこにいてくれるだけで十分なんです。

その場所へ行かなくてもいいけど
行ける場所がある、と知ってもらうことで
不登校だからと自分を卑下したり嫌いにならないで欲しい。
本氣でそう思っている大人がいることを示すためにも
誰も来ない日があろうと
誰かに意味なくね?と言われようと
わたしは居場所を続けるのです。

新たな一歩を踏み出す日に。
2023.11.14

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