瞑想の効果

もともと私はスピリチュアルや宗教臭のするものに嫌悪感を抱いているタイプでして。
(人の弱みに付け込んで金を巻き上げている胡散臭い連中というイメージがあり。そうではない人たちに対しては決めつけ、本当にごめんなさい。)

ですが、ここ一年以上、不眠症に悩まされていてたどり着いたのが「瞑想」。
その不眠症、思い当たるのが仕事のストレスで、部署の異動をしたのをきっかけにいつも仕事のことを考えていて、夜なかなか寝付けなくなったのです。

ストレス以外の理由もあり、結局転職をしたのですが、
現職は人間関係も業務も特に問題なく、
むしろとても良い職場でストレスなく過ごしているのですが、
今だに寝つきが悪いのです。
そこで、不眠症に効きそうなことを色々と試しましたがどれもあまり効果がなく、瞑想にたどり着きました。

そもそも瞑想ってなに?と思われる方も多いのではないでしょうか。
Wikipediaを見ると、とてつもなく長い説明があるほど「瞑想の定義はない」とのことですが、私は睡眠障害に効果のあると言われる、呼吸に意識を集中させることにより「今」に注意を向ける「マインドフル瞑想」を中心に、催眠効果のある瞑想や、体の各部分に意識を集中させてリラックス効果となる「ヨガニードラ」を行っています。

瞑想をやりはじめてから約一年、時と場合(主に気分)により色々と試してみました。
ほぼ毎晩欠かさず入眠時に瞑想アプリを起動させています。
すぐに眠りに落ちる日もあれば、20分くらいのセッションを3つ以上再生しても寝れない日もあり、また深夜に何度か目が覚めてしまうのはあまり改善されず。
しかし3か月ほど前、いつものようにアプリを聞いてガイドに従って瞑想をしながら入眠準備をしていたら、急に体から意識が遠のくような感覚に落ちました。
「幽体離脱?」
と思った次の瞬間すぐにまたいつもの感覚に戻ったのですが…
その時に行っていたのは、ヨガニードラだったかと思います。
瞑想が成功したときの感覚も知らないので、これが成功なのか、成功の入り口なのかどの程度のものかがあまりよくわからないのですが、確かにお昼眠気に耐えられず意識が吹っ飛んでしまうようなとても気持ちの良い状態ではありました。

色々と調べていると、「マインドフル瞑想」を座りの状態で行った場合が成功しやすいというのをよく見ます。
ただ座りでの瞑想…。
背筋を伸ばして座り、ただただ意識を呼吸に集中する…
私の脳内は考えが次から次へとめぐり、その度にまた呼吸に意識を向ける。
それを30分、1時間と続ける。
苦痛ですよね。
できなくても毎日やり続ける。

有名な起業家やお金持ちは必ずと言ってよいほど皆瞑想をしている、というのをよく見ますが、瞑想というとても根性を必要とすることが毎日できるほど、忍耐力のある人たちなのではと感じてしまいます。

話はそれてしまいましたが、私の目的はただ不眠症を改善する、そのために瞑想を続けているのです。

年末、韓国へ旅行に行きました。
最終日は大みそかの午前中の便で日本に帰国したのですが、年末ということもあり、帰国の際の空港へは朝早くつくように、一睡もせず真夜中にホテルを出発しました。無事帰宅をし、二時間ほど夕方に仮眠をとり、年越しそばを食べ、ゆっくりテレビでも観て年を越そうと思っていたのですが、さすがに眠く、21:00にベッドに入り、目覚めたのは元旦の朝6:00!
夜中一度も目を覚ますことなくぐっすり眠ることができました。

旅行中は一日2万歩近く歩き、睡眠時間も短時間だったので普段の何倍も疲れていたのでしょうか。笑
あんなにぐっすり眠れるのは久々で、普段眠れないのは
「疲れていないから」
ということにようやく気づきました。
確かに、以前仕事が子供たち相手で、毎日走り回ったりモノを運んだり、頭も体も疲れ切っていて、夜眠れないことなどありませんでした。
現在の仕事では頭はある程度疲れても、体がくたくたになるほど疲れることはありません。
なので、何事も続けることが大事だとも思うので、瞑想を毎晩続けたいと思います。
また体や心への変化があればここに書きます。

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