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Co-Musubiにゲストとして参加して

こんにちは^ ^ かなえんです。

先日、井上真祈子さんにお誘いをいただき、
Co-musumiの中学生、高校生のクラスにゲストとして対話に参加させていただきました。


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井上真祈子さん
https://note.com/makiino/portal
Co-musumi
[Co-musubiとは|一般社団法人ダイアローグ・ラーニング / Co-musubi (http://note.com)](https://note.com/comusubi/n/n6b23f40bed14)
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今回のテーマは映画「ドリーム」を観て感じたことをシェアするというものでした。
3人の生徒さんが参加されていましたが、彼、彼女の等身大であり、そしてその辺の大人よりも、鋭く深い洞察力のあるお話しを聞くことができました。

ドリームは、NASAで初めて有人ロケットを飛ばそうと研究開発をしていた時期の、3人の黒人女性をが主人公の映画です。
黒人ゆえの、女性ゆえの苦労をしていた中で、好奇心と持ち前のウィッドに富んだ切り替えしで、差別に負けずたくましく道を開いていく姿を描いています。

わたしが生徒の皆さんのお話を聞いていて印象に残ったことは、皆さんご自身が差別を潜在的に持っている、無自覚な差別という存在に気づき、それをどうしたらいいのか深く考察していたことです。

ご自分の学校での友達や、授業への違和感から、具体的にどんな葛藤があったかお話ししてくれました。

ひとりの子がこんな風に仰っていました。
アフリカ系の同級生が足が速かった。けれど、心のどこかで、対戦相手が日本人だから賞をとれているのでは?と感じた。
競争という場所では誰もが同じ能力を持っているわけではないからこそ、同じ競争をさせられるときにその差が出てしまう。自分の中でモヤっとする。
これが差別なのではないか。

でも彼女はこう続けました。「同級生がどんな風に周りから見られたら、その子は幸せなんだろう。」



わたしは工学部出身ですが、リケジョという言葉が嫌いでした。なぜ、敢えて男女を分ける必要があるのだろう...
今でこそ、希少価値があって、まぁいいかと、少し思えていますが…笑

真祈子さんが女性活躍の支援をされていた中で、ひとりの第一人者の方が仰っていたそうです。
「男性は気づいていないの、自分たちが舗装された道を走っていることを。不利な立場にいる人は、自分たちがガタガタ道で舗装されていない道、なんなら向かい風が吹いている中で、走らなければならない。その道を認識したうえでも、進んでいかなきゃいけない。」

ひとりひとり背景、状況が違うなかで、わたしたちは自分の立場で物事を捉えがちです。
それゆえに、偏見はすべての人が持っているもの。
そういったことを、対話の中で、3人の生徒の皆さんと真祈子さんとお話しできて、本当に心が熱くなる瞬間が何度もあったし、この対話の時間がもっと続けばいいのになと思いました。


真祈子さん、生徒のみなさん、本当に素敵な時間をありがとうございました…!


今日があなたにとって幸せな日になりますように。
今日も読んでくださりありがとうございました。
ではまた^ ^

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