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死刑廃止論について思う

 刑罰は、生命刑、自由刑、財産刑の3種類に大別できるようです。その中でも生命刑である死刑については廃止論も少なくありません。

 人を殺してはいけないと、一般的には言われています。しかし地球上には何種類もの生物がいる中、きっと殺してはいけないというルールを作っているのは人間だけだと思われます。それどころかそもそも生物は、生物を殺めそれを食べて生き延びます。なぜ、人間が人間を殺すことだけが許されないのでしょうか。

 一般的に人は、肉や魚を買って食べます。蚊がいれば叩いたり、殺虫剤を撒いたりします。そのように生物の生命を奪うことはごく日常のことなのに、人が人を殺すことだけは、人が一番してはいけないことのような風潮があります。しかし、日本には死刑があり、国家が人の生命を奪うことは認められています。

 「命を奪うこと」が時と場合によって、あまりにも軽重が極端な気がしませんか。

【過去のつぶやきを一部編集しました】

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