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ノスタルジック大人Rock

Rico Blanco ad IV of Spades 「Nagbabalik」

この曲を好きな人は、きっと大人の世代や感覚をお持ちの方なのかなと思います。というのも、今の時代の作りこまれたサウンドとは異なり、Blankey Jet Cityを彷彿とさせるような、シンプルなバンドの音で、甘くみせかけた毒におぼれそうになるようなロックだからです。

とかく私はBlankley Jet Cityにはじまり浅井健一ワールドにどっぷり浸って青春を過ごしたので(高校時代、運動会で放送係だった私はBlankley Jet Cityをかけて大ひんしゅくを買ってたほどです)、この曲のイントロを聴いた瞬間からお気に入りの曲になることは確定してました。

この曲を歌っているRico Blancoは1994年バンドのリードボーカルとしてデビューしてから現在のソロ活動に至るまで、輝かしい経歴をもつ人気歌手です。細かい経歴は多すぎるので割愛しますが、歌手、プロデューサー、俳優、起業家と、とにかく天才。数々の賞も受賞し、今は社会貢献活動も積極的に行っているそうです。

そして、IV of Spadesは2014年から2020年まで活動していた人気バンドです(現在休止中)。1970年台のディスコやオルタナティブミュージックとOPMをミックスした独自のスタイルで、数々の音楽賞を総なめにし、ヒット曲を世に送り出しました。バンドメンバーはほぼミュージシャンの息子で、デビュー前から数々の賞を受賞するほどの実力者ぞろいだそうです。

こんな超人気アーティスト同士のコラボ曲なわけですが、さすが大物同士ということもあり、ボーカル、バンドサウンドがどれもインパクトを放っており、シンプルでありながらも、深みのあるとても渋かっこいい曲です。

それぞれの音の素晴らしさを感じながら、ノスタルジックな気分に浸って聴いみてはいかがでしょうか?

https://open.spotify.com/track/2K4SNcg5gserGR37nFshj6?si=333e9594069b41a9

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