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インドだったの?新時代の哀愁曲

Akull & Avneet Kaur 「Faraar」

最初私のSpotifyから流れてきたときは、まさかこの曲がインドの曲だとは全く気付かなかったのですが、めちゃくちゃいい曲だなあと思って耳を澄ましてみたら…お!ヒンドゥー語?!あれ!これインドじゃん!と衝撃!!!

インドの音楽と言ってもあの国土の広さ、多民族がいるだけあって本当に多様なのですが、私が大抵聞いているのはBollywood Musicというムンバイで作られた映画の曲(その中でも明るく面白くて踊れる曲)が多いので、この曲は私のインド音楽のこともっと知りたいと思わせてくれた神曲でした。

この曲を歌っているのはAkullさんというComposer であり 音楽プロデューサーであり歌手であるというこれまたマルチなお方。この「Faraar」も自身のプロデュース曲です。若手のおしゃれイケメンさんでインドでも人気なご様子。そりゃそうだよな。

ちなみにですが、この曲はA fusion of Rajasthani folk(ラジャスタン;パキスタンと国境を接するインドの州で砂漠地帯) と ‘Lazy Pop’をAkullの世界観で混ぜ合わせたと称されておりました。私のダンスの師匠がラジャスタン地方で修業をしたことがあって話を聞いたのですが、ラジャスタン地方の踊りや曲や衣装は、厳しい砂漠の気候と厳格なシーク教の方が多い地域ということもあり、Bollywoodとはまた違った独特なものであるそうで、こうした背景がこの曲から連想される哀愁を漂わせているのかもしれませんね。

長文になってしまいましたが、インドの砂漠地帯に想いを馳せながら聞くもよし、ただただかっこいい曲として聞くもよし、今までインドの音楽を聴いたことない方にもお勧めしたい1曲です。

https://open.spotify.com/track/3QDL9HK2SdbQK600Uoz6St?si=742b4fb901fb4021

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