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ホフロマ

ロシアの民芸品の1つにホフロマがあります。

ホフロマは、モスクワから北東へ480km行ったニジニ・ノヴゴロド州のホフロマ村で17世紀から作られているロシアの民芸品です。赤と黒と金が入ったかなり鮮やかな柄の塗りものです。

私が見たことがあるホフロマを紹介します。
2016年8月にサンクト・ペテルブルクにあるロシア美術館で見たホフロマです。

2018年7月に民芸品博物館で見ました。
真ん中の段の右端以外はホフロマです。

2018年のサッカーのワールドカップの時は、ホフロマのスプーンが売られました。

このスプーンを両手に持って、打ち鳴らすと楽器になるため、応援の時に使いました。

値段は、めちゃくちゃ高くなっています。

お土産市場では、こんな風に売られています。2020年9月です。

2023年4月にツァリーツィノで見たホフロマです。

こちらから、写真を見ることができます。


子供用に、ホフロマの描き方のワークブックもあります。

2019年にこのシリーズのワークブックを見つけた時は、すでにホフロマは品切れで、買うことができませんでした。

今回この記事を書くために検索していたら、2023年に新たにホフロマのワークブックが増版されたということを知りました。
2019年から4年。いろいろありすぎて、同じものですが、値段が3~4倍になっています。

どこで買うのが安いかを調べて、日本のアマゾンみたいなロシアのオゾンで買うことにしました。翌日到着で送料もかからないというし、43%引きになっていたため、どこで買うよりも安くなっています。
それで、注文して、翌日、お知らせメッセージが来るのを待ちました。
夜9時過ぎにやっとメッセージが来ました。
指定した受け取り場所へ行くと、その場所は、9時で閉まり、注文翌日に受け取ることはできませんでした。
まあ急いでいるわけではないので、次からは、指定場所を他の所にすれば、10時まで受け取れるということが分かりました。

その翌日、受け取りました。
中を見ると、しわがある部分があり、がっくり。やはり、安くても通販ではなく、実物を見た方がよかったなあと思いました。しかし、もともと不良品なので、図工が苦手な私も実際にワークブックに躊躇なく書き込みができると思うようにしました。

しわがあります。
しわがあります。
しわの影響を受けて、前のページのインクがついています。


こちらのサイトでは、今回の増版ではなく、私が買えなかった昔の版の全ページを見ることができます。

このサイトを見ていたら、昔に出版されたものと今回と中身が少し違っていることが分かりました。

今はロシア旅行が難しいので、自宅でホフロマの絵柄を描いてみたい方は、こちらのサイトもどうぞ。


ホフロマの刺繍の図案もあります。しかし、ガンマの刺繍糸の図案が多く、DMCの図案は少ないので、制裁の影響で、日本で作るのは難しいかもしれません。


ちなみに、たびこふれにも以前次のような記事を書きました。

少し早いですが、夏休みの自由研究や工作にも使えそうです。

実際に、ホフロマを描かなくても、植物の描き方が参考になる部分もあると思います。

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