2月12日は、夫を初めて知った日
過去に、1月1日の日めくりカレンダーについての記事を書いた。
実は、このカレンダーのおかげで私は夫と知り合ったのだ。
それは、2012年2月12日だった。
当時の私は、旅行時に割引で見つけたカレンダーを訳していた。
日本にあるロシア語の教材は高いことが多いから、ロシア旅行で見つけたものを訳すというものをよくやっていた。
もちろん、日めくりカレンダーも訳そうと思った。しかし、私はロシア語を独学。訳したものがあっているのか、間違っているのか分からない。
そこで、訳したものをネットに公開すれば、世界中にいるロシア語と日本語が分かる人たちが、間違いを教えてくれるのではないかと思った。
それで、初めて訳してネットで公開したのが、上の日めくりカレンダーの訳だった。
私が思った通り、世界中には日本語とロシア語が分かる日本人やロシア人がいて、何人もコメントを書いてくれた。
そして、そのうちの一人が夫だったのだ。
夫は、日本語を勉強していて、日本人の友達が欲しかったようだ。
その後も夫は私のロシア語を添削してくれた。
あとで分かったのだが、この教会がダーチャ(別荘)の近くだったからという理由だけで1回目のコメントをしたらしい。
夫はロシア正教を信じていなくて、ロシア正教が嫌いなのである。その夫が、教会に関する訳の添削をしたというのは、本当に奇跡なのだ。
もし1月1日の日めくりカレンダーが他の教会の写真であれば、夫はコメントを書きこまず、お互いずっと知らないままだった可能性もある。
だから、運命的な出会いをした日なのだ。
2019年2月に撮影。
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