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1月31日は、シューベルトの誕生日

1797年1月31日に、作曲家のシューベルトが生まれました。
これは、ウィーンにあるシューベルトの生家の写真です。2008年1月に行きました。当時は、デジカメを持っていなかったので、使い捨てカメラで撮った写真です。

入口横には、シューベルトの生家と書いてあります。


使い捨てカメラなので、室内の写真を撮るのは難しく、絵葉書を買いました。

生家の中庭です。


2022年12月にモスクワのプーシキン文学博物館に行ったら、特別展の中にシューベルトの肖像画の展示がありました。
プーシキンが生まれたのが、1799年、シューベルトが生まれたのが、1797年。国は違っても同じくらいの時代に生まれています。だから、肖像画があったのかもしれません。

10年くらい前に、恵比寿で見た『未完成交響曲~シューベルトの恋』という映画の動画を見つけました。
音声はドイツ語ですが、ウィーンの町も出るし、シューベルトの音楽もたくさん流れます。
私が動画を見ている時に、音を聞いた夫は、「いい音楽だ」と言っていました。歌曲王と言われるけれども、本当にメロディーが美しいです。


学生時代までシューベルトのピアノ曲を弾く機会はありませんでした。
社会人になっても大学の時の先生のレッスンに通っていましたが、そんなある日、シューベルトのソナタを渡されました。その曲は、大学の同級生の卒業試験の候補にあがっていた曲でした。同級生はシューベルトの『さすらい人幻想曲』を弾いたので、そのソナタを弾きませんでした。
家に帰って、譜読みをすると、なんだかしっくりきました。
そして、レッスンに行ったら、「あなた、シューベルトが向いているわねえ。」と言われ、その曲が仕上がった後、別のソナタを弾いてみたいと先生に言ってみました。自分から、この曲を弾いてみたいと言ったのは、この時が初めてでした。
すると、先生は、「いいんじゃない。」と、弾きたい曲を弾かせてくれました。
新しいソナタを譜読みして、レッスンに行ったら、
「私が弾いたときは、『弾きにくい曲』としか思わなかったけれども、あなたが弾くと、オーストリアの風景が目に浮かぶわ。」
と、あとにも先にもない誉め言葉を頂きました。

今日は、久しぶりにシューベルトのソナタを弾いてみようと思います。

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