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ハマった沼を語らせて 金鶏とビリービン

「ハマった沼を語らせて」ということで、私がハマった沼は、ずばり、「ロシア」です。

しかし、「ロシア」のことを書くと、ロシア文学のようにものすごく長くなってしまうので、「ロシア」の中から、「金鶏とビリービン」について書きます。

年譜にしてみました。

1998.11.3.
ひのまどかさん著『星の国のアリア』を読む。
この話に出てきたオペラが、リムスキー・コルサコフのオペラ『金鶏』だった。

2004.2
BSのNHKで深夜にオペラ『金鶏』の放送があった。当時、寮生活をしていて、BSを見ることができなかったため、伯母に録画を頼んだ。1989年の東京文化会館で行われたボリショイ劇場の来日公演のビデオだった。ひのまどかさんが、『星の国のアリア』の小説を書いたのも、この公演を見てのことだった。

2000年代
銀座の山野楽器でBSで放送されたものがDVDになり、購入。

2011.12
サンクト・ペテルブルクのお土産屋さんで、絵がロシアらしい切手を買った。真ん中の切手が『金鶏』だが、買ったときはそんなことを知らなかった。さらに、誰が描いた絵なのかも知らなかった。あとで、ビリービンが描いたと知る。

2012.3.10.
中目黒のデッサンで開催されたふぉりくろーるのロシア絵本展で、旧ソ連時代の絵本即売会で気に入った本が、プーシキンの『金鶏』だった。私がロシアにはまるきっかけとなったオペラ。
冬のサンクト・ペテルブルグで買った切手と同じ絵。しかし、18,000円。
桁を間違っているのではないかと何度も見たが、18,000円。
高くて買えなかった。
その絵本の絵は、ビリービンという人が描いたものだった。

2012.3.13.
モスクワに住んでいる夫(当時は、友達)が「子供の頃に持っていたけれども、今は持っていない。古本を探しに行く。」と言った。それで、古本で見つけられなかったけれども、『プーシキンの物語』の本を買ってくれた。『金鶏』以外のお話も入っていて、ビリービン以外のイラストもある本だった。
郵便で日本まで送ってくれることになった。

2012.4.12.
ロシアから本が届いた。

2012.12
サンクト・ペテルブルクのドーム・クニーギでビリービンの絵の『金鶏』を購入。

2013.7.25.
サンクト・ペテルブルクにあるリムスキー・コルサコフの家博物館で楽譜の表紙を見た。

普通は入れないところに特別に入れてくれた。そこで見たのは、『金鶏』の自筆譜だった。

2014.5
銀座教文館で開催された『島 多代の本棚からー絵本は子どもたちへの伝言』の展覧会へ行き、絵葉書を購入。

2014.5.
東京蚤の市で、ソビエト時代のビリービンが描いた『金鶏』の絵葉書を購入。

2014.8.
モスクワのドーム・クニーギで、ビリービンイラストの『金鶏』の復刻版を購入。表紙の色が青に変わったけれども、18,000円していた本の復刻版。

2018.5.3.
モスクワのアルバート通りで、違う古本を探して歩いていたら、『金鶏』の楽譜を見つけて、購入。

2018.8.
インペリアルポーセレンのビリービンの『金鶏』のコーヒーカップを購入。

2018.11.
無料で開催された展覧会に行ったら、ビリービンの絵が1枚展示されていた。

2019.1.
ボリショイ劇場の衣装展示に、リムスキー・コルサコフの『金鶏』の展示があった。

2019.3.
ビリービンの絵葉書を購入。

2019.4.
ビリービンの図録を購入。

2019.6.
モスクワの赤の広場で行われた本祭りで、ビリービンの絵本を購入。

2019.7.
ビリービンの絵のバッグを作る。

2020.2.
ボリショイ劇場のロビーの展示は、『金鶏』。


モスクワの新トレチャコフ美術館で開催された『ロシアの物語』展にビリービンの絵が展示された。

2020.9.1.
エイゼンシュテインの部屋を再現した展示で、ビリービンの『金鶏』の本を見る。

そして、この本の中身を全ページこちらのサイトから見ることができる。

2022.6.
『金鶏物語』を図書館で見つけたが、すでに絶版で入手できなかった。

『ビリービンとロシア絵本の黄金時代』の本を図書館で見つけた後、母が購入。

2022.7.15.
ビリービンの絵本を購入。

2022.9.10.
ビリービンの絵とビリービンの絵をもとにした木彫りの机を見る。


モスクワの日にトヴェルスカヤ通りを歩いていたら、『金鶏』の舞台公演をしていた。

2022.12
ビリービンの本を購入。

2023.1
ビリービンの絵葉書とCD-ROMを購入。

2023.6
赤の広場の本祭りでビリービンの本を購入。

2024.3
コローメンスコエで、ビリービンの絵のお皿が展示された。

今後
ビリービンの『金鶏』の刺繍図案はないため、自分で図案を作って、その後、刺繍に取り組みたい。
ロシアとエストニアの国境にある町の博物館にビリービンの作品がたくさん所蔵されているようなので、そこを訪れたい。

【3月9日の過去記事】




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