【展覧会】東洋博物館で行われた「47浪人」①
12月14日と言えば、赤穂浪士の討ち入りですね。
私の母は、赤穂浪士が大好きで、11月3日に挙式したのに、入籍は、12月14日です。
挙式したのに、なかなか籍を入れないことを心配した姑が、「いつ籍を入れるのか?」と何度も電話をかけてきたようです。
そして、12月14日に籍を入れたことを報告すると、姑は「赤穂は敵だ。米沢には、吉良の奥さんの富子姫のお墓がある。」と言われたようです。
あとで分かりましたが、父の実の父(私の祖父)のお墓は、富子姫と同じ菩提寺にあります。だから、米沢の姑にとっては、赤穂浪士は敵という考えでした。
私の出産予定日が、12月15日だったようです。それで、赤穂浪士大好きな母はまたまた大喜び。1日早く生まれてくれたら、12月14日生まれになると思ったらしいです。しかし、それよりも早く私は生まれました。そうなると、出生届を12月14日に出そうと母は考えたようです。が、12月14日は日曜日で、当時は、日曜日は受理していなかったため、12月15日に出生届を出すことになったそうです。
それから、数十年経過。
私の父の仕事の関係で、なんと、赤穂に住むことになりました。そして、赤穂では、「赤穂浪士」と呼ばず、「赤穂義士」と呼びます。12月14日は、義士祭が行われ、小中学校はお休みです。小学生だった妹は、赤穂義士の格好をして町を歩きました。中学生で剣道部だった私は、義士祭の剣道大会に参加。中学2年生の自分たちの代の時は、男子が優勝、女子は準優勝。
母は、縁で浅野内匠頭のお父さん、お爺さん、ひいおじいさんのお墓のあるお寺で働いていました。赤穂浪士が大好きな母にとっては最高の就職先。
こんな感じで、赤穂浪士と縁があった私は、初めてのロシア旅行でサンクト・ペテルブルクにあるエルミタージュ美術館で赤穂浪士の版画を見て、驚愕。
さらに、「47浪人」という展覧会が、2019年12月13日から2020年1月26日までモスクワの東洋博物館で行われました。
この展覧会は絶対に行きたいと思って行きました。
展示されていたすべての作品の写真を撮ってきたため、これから紹介します。
今回は、1部屋目の紹介になります。
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