ぽこピーが訪れた昆虫食専門店「TAKE-NOKO」に行ってみた。
ガチ恋ぽんぽこさんが昆虫食をプロデュース!?
VTuberがすっかり、芸能人と同じく映画のコメントを寄せたり、NHKの番組に出演するのが当たり前になりつつあるこのところ。先日、私の推しである個人勢VTuber甲賀流忍者!ぽんぽこさんとピーナッツくんが昆虫食専門店TAKEOとコラボをしていることを知った。
現在、日本巡業しながら行われている「ぽこピー展」で甲賀流忍者!ぽんぽこ(ガチ恋ぽんぽこさん)プロデュースのタガメ&コオロギが販売されており、これが連日完売の大盛況なんだとか。
TAKEOの実店舗は3年前にリポートしたことがある。数年の間に銀座線田原町駅から徒歩3分のところに移転していた。
ぽんぽこさんは、萌えモードのアバター「ガチ恋ぽんぽこ」の姿になることがある。ガチ恋モードでの動画は、萌えと対極にあるであろう激辛フードや昆虫食に挑戦するものが多く、見た目とのギャップが独特な面白さを醸し出す。ガチ恋ぽんぽこさんが凄いのは、昆虫食への抵抗が回を重ねるごとになくなっていき、しまいには相方ピーナッツくんを前に、木に設置した食用カブトムシを間髪入れずに食べ始めるドッキリを仕掛けるレベルにまでなっていたのである。
自分も、昆虫食はタケムシ、サソリ、オオグソクムシなど食べたことがあるがガチ恋ぽんぽこさんの虫への情熱を目の当たりにすると凄いなと思う。
ということで、移転したTAKEO実店舗ことTAKE-NOKOへ行ってきた。
昆虫食記事なので以下閲覧注意。
異界への入り口は突然に
銀座線田原町駅から徒歩3分、突然入口が現れる。ここ10年ぐらい、浅草・上野界隈ではリノベーションが流行っており、閑散とした通りの一角にオシャレカフェができる。歩いていたら異界の扉が唐突に現れる感じが好きで、お気に入りの街である。
階段を昇ると、木材の温かみと白壁とのコントラストが心地よい空間が現れる。ぽこピー動画のせいだろうか、店内は大盛況となっており満席近く埋まっていた。定番の「めっちゃ タガメサイダー(¥860)」を注文してみた。
「良かったら、『まゆ刺し』いかがですか?」
と店員さんからオススメされた。
「まゆ刺し(¥480)」とは、カイコの刺身である。
カイコって食べられるんだという衝撃から、Why not?食べてみることにした。
カイコとタガメを食べてみた
待つこと5分、それは現れました。一見するとフグ刺しが盛られているような印象の「まゆ刺し」、真っ二つに裂けたタガメが入っている「めっちゃ タガメサイダー」。インパクト大である。
「まゆ刺し」実食
醤油と生姜につけて恐る恐る口に入れてみる。キクラゲのような弾力ある食感である。昆虫食というと、自然の匂いのクセが特徴的だが、これはヴィジュアルもそうだが味も「カイコ」だと言われなければ気づかないレベルである。
「めっちゃ タガメサイダー」実食
「めっちゃ タガメサイダー」では、卵を意識したタピオカのプチプチ感とモヒートを彷彿とさせる緑系の味が美味しい。タガメは、真っ二つに裂かれた断面から爪楊枝で中身をほじくって食べる。ガチ恋ぽんぽこさん曰く、「林檎っぽい」とのことだが、確かに焼き林檎系のドロッとしたタイプの味がする。虫特有の風味が刺激的だが、林檎の風味に変わっていく味は食べたことのない新鮮さがあった。
お土産を買った
昆虫食というと、中野やアメ横で自販機として売られているヤバめな袋に入ったものをイメージする。だが、TAKE-NOKOで販売されている昆虫食はオシャレなパッケージのものが多い気がする。
もちろん、表面に虫の写真が貼られた強烈なのもあるが、昆虫食を親しみやすいものにしていこうとする気概が感じられる。
お土産にアリとバッタとスズメバチを買った。
昔読んだ本に、コーヒーにアリを入れて飲む文化が紹介されていた。それを遂に実践してみる時かなと思う。後日、味わってみます。
昆虫食は、定期的に挑戦したくなる。
もうそろそろ、カブトムシに挑みたいところだ。
アリ、バッタ、ハチを食べた
アリを開封してみた。中にびっちりアリが入っています。昔読んだ本だと酸味があるとのことだったが、香ばしい味がしました。おかずって印象が強い。
ハチは成虫と子どもが入っている。成虫はかなりクセの強い味がする。土の味といった印象だ。ハチの子は想像以上に硬いです。煎餅のような食感。味はそこまでしない。
これが私の朝食です。バッタのコーヒーはスタンダードなコーヒーといった印象ですが、アリとハチはヴィジュアルの強烈さもあり食べ切るのに30分かかりました。これを、躊躇なく食べるガチ恋ぽんぽこさんは凄いなと思いました。
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