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フランス観客動員ランキング(2019/1/3-2019/1/9)

おはようございます。チェ・ブンブンです。今日から、毎週フランスのBoxOffice(興行)ランキングを発表していこうと思います。意外と、どのブロガーもまともにフランスの興行を追っている人がいなかったので、自分でまとめることにしました。

フランスのBoxOfficeは一味違う

フランスのBoxOfficeはアメリカや日本とは大きく異なります。アメリカや日本は、興行収入が指標となっているのに対して、フランスは観客動員を指標としています。いくつかサイトを見てみたのですが、いずれもどれだけ売り上げがあったかが分かりません。どれだけの人に観られたのかを重要視しているところが、流石映画大国フランスですね。

フランスの映画公開は水曜日

日本では、映画の公開は基本的に金曜日、あるいは土曜日なのですが、フランスでは水曜日に封切りとなります。前日には、フランス各地の映画館で前夜祭が開かれ、注目作をいち早く観ることができます。なので、BoxOfficeも水曜日が基準となっています。

それでは2019/1/3-2019/1/9の興行ランキング見ていきましょう!

フランス興行ランキング(2019/1/3-2019/1/9)

1位:クリード炎の宿敵(832,553人 1週目 ワーナー)
2位:Les Invisibles(384,239人 1週目 Apollo Films)
3位:アクアマン(268,091人 4週目 ワーナー)
4位:Edmond(247,500人 1週目 ゴーモン)
5位:Mia et le Lion Blanc(150,392人 3週目 StudioCanal)
6位:Astérix - Le Secret de la Potion Magique(143,796人 6週目 SND)
7位:ボヘミアン・ラプソディ(134,063人 11週目 20世紀FOX)
8位:メリー・ポピンズ リターンズ(111,803人 4週目 ディズニー)
9位:バンブルビー(111,016人 3週目 パラマウント)

ブンブンが愛用している映画情報サイトALLOCINEでは、面白いことに9位までしかランキング発表がありません。なので、ここでも9位までしか発表しません。

フランス人は、自国の映画をしっかり観に行くようで、『アクアマン』や『メリー・ポピンズ リターンズ』などといったハリウッド超大作に負けずフランス映画がランクインしています。特記すべきは、6位の『Astérix - Le Secret de la Potion Magique』。フランスの人気漫画(BD)である『アステリックス』シリーズの映画化。今までも何本も作られており、ジェラール・ドパルデュー、ロベルト・ベニーニ、モニカ・ベルッチにさらにはアラン・ドロンといった大御所が出演したこともあります。また実写2作目『ミッション・クレオパオラ』はフランスで14,314,786人の観客動員を記録する大ヒットを収めました。

他に注目すべきポイントは、7位の『ボヘミアン・ラプソディ』。フランスも日本同様ロングランで、11週も上映されています。そして、面白いのは1月になって再びランキング入りを果たしているというところです。ゴールデングローブ賞効果なのか?新年映画として大人気なのか?いずれにせよ凄まじい快進撃です。

おわりに

今日は、簡単に終わりとしますが、フランスの興行について語れるよう毎週注目していこうと思います。

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