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死ぬまでに観たい2010年代映画100 9章: 2018年

《死ぬまでに観たい2010年代映画》第九章です。

2018年総括(筆者:社会人2年目)口コミが奇跡を起こした

2018年の日本は、口コミが勝利した年であった。

昨年の末から話題になてっていた『バーフバリ』2部作は、年始早々爆発的人気を誇り、応援上映が定期的に開催するほどの盛り上がりを魅せた。インドのマサラスタイルに乗っ取り、コスプレあり、紙吹雪ありの上映はテレビでニュースになるほど盛り上がり、遂にはインド本国の『バーフバリ』関係者の耳にまで届きました。

また、もう一つ事件がありました。それは『カメラを止めるな!』です。本作は、ENBUゼミナール制作の超インディーズ映画で、公開も新宿のK'sシネマ、そして池袋シネマ・ロサの2館でしか上映されませんでした。

どちらもネット予約をしていない都内では珍しい映画館。そこに朝から人が押し寄せ、朝一に並ばないとチケットが買えない状態が数ヶ月続いたのです。そして、あまりの人気っぷりからアスミックエースが配給権を買い、TOHOシネマズで上映されるようになったのです。

これには上田監督も始め、俳優スタッフ陣も驚きであろう。口コミが連鎖し、それが日本興行収入ランキングにまで食い込む大成功を収めたとは日本映画界の奇跡である。

一方、興行収入周りで珍事件も起きていた。

Twitterの映画ファンの間では誰も話題にしていないし、誰も観ていない『劇場版コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命』が、口コミで映画ファンから一般人まで盛り上がって観ていた筈の『名探偵コナン ゼロの執行人』、『ボヘミアン・ラプソディ』を差し置いて、年間興行収入1位の座に躍り出たのだ。誰も話題にしていない映画が92.3億円も叩き出しているという現実に誰しもが驚愕したのです。

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