3Dプリンターの導入で表現の幅が広がった話

みなさんこんにちは、yoritaです

あいかわらず、ちまちまと小ぶりなジオラマを製作しています。
最近はこんな小さな本屋さんのジオラマを作りました。
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本棚に飾ると文庫本の大きさとぴったりなサイズ感です。

一見すると昭和レトロで素朴な味わいのジオラマと思われがちですが、実は3Dプリンターなくては作れない作品だったりします。

3Dプリンター活用の具体例としては、まず瓦です。

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瓦は同じ形のものを大量に必要になるので、いざ造ろうとすると通常ではプラ板やパテ等で作成したものから型をつくり、レジンなどで複製することで瓦を量産します。相当にめんどくさいし、めんどくさい割には精度も出ません。それを1/35サイズでとなると・・・・・
なので表現として瓦は採用しない、となりがちです。

しかし同じものを繰り返すのはデジタルの得意技。
3Dモデリングソフト等で瓦をひとつ作ったら複製は思いのままです。
表現として避けていた瓦も容易に作品に組み込むことができます。
デジタルの恩恵で私のような素人でも作品の幅を広げられるのは素晴らしいです。デジタル万歳です。

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似たような話をもうひとつ。
手すりです。これも手作業で作ろうと思うとなかなかに大変です。
柵は等間隔に配置しないとならず、幾何学的な造形の飾りを複数作り、且つそれらを接着・・・ほんとに大変なんです。
上手な人は真鍮線でさくさくと作られるのですが、その高度なスキルはそう簡単に身につかず・・・
という風に複雑な手すりも表現として取り入れるには気合いが必要になりますが、これもデジタルの恩恵で課題解決です。

3Dモデリングソフトや3Dプリンターはなんだか難しそうで敷居が高そうに感じますが、今回私が紹介した程度のものでしたら習得は難しくありません。えいやと飛び込んでみるのもアリかと思います。




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