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なんで?を突き詰める。


好きがコトひらく町、琴平町。

モニターツアーもいよいよ終盤。


自由時間ができたので、
ちゃんとした「観光」をしてみる。



いざ、こんぴらさんへ。




モニターツアーで仲良くなったみんなと登る。


山登りの時間に
みんなのことをもっと知ることができて
自分の中で学ぶこともできた。



登るスピードとみんなの歩幅

最初は男の子も女の子もみんな一緒に登ってた。

でもね、私の歩く速度はものすごく遅い。


途中でモニターツアーでイベントをした、栞やさんに寄ったり、他のお店をみたりしてるうちに2つのグループに分かれちゃった。


🏃‍♂️できるだけ早く、奥の院のそのまた奥の、秘境を目指す組と

🚶‍♀️ゆっくりのんびり、とりあえず登頂を目指す組。



みんなの性格や雰囲気がちゃんと出てるグループ分けになってた。


もちろん私はゆっくり組。


ゆっくりとお互いを思いやる時間


山登り(階段登り?)って
登る以外にすることがないからいろんなことを話す。



登りながら相手と速度を合わせたり
疲れてないかお互いを気にしたり
シーンってならないように話を振ってみたり


山登りって相手のことを思いやる時間を作ることができるのかも。


登る速度とか気遣いで、相手の価値観だったり基礎体力だったり、いろんな情報がわかる気がする。


それがきっかけでまた話題が広がる。


なんで?を突き詰める。

登り始めてしばらくして、みんな呼吸が整って話す余裕が出てきた。


1人(Aさん)が
「せっかくモニターツアーで一緒になって、今一緒に歩いてるから、もっかいちゃんと自己紹介しない?」って言ってきた。


たしかに。

モニターツアーって、時間がかなりタイトでいろんな予定をこなしてた。
その瞬間は仲良くても、次の時には別の班になったりして、なかなか深く仲良くなるきっかけがなかった。


1人ずつ、自分のことを紹介する。
みんな何を話したらいいかなぁって悩んでたけど、そんな心配はいらなかった。

Aさんは、ものすごく話を深掘りするのがうまかったから。

1人ずつ自己紹介をしたあと、Aさんはその自己紹介の中から気になる話を質問する。

なんでその仕事を選んだの?
なんでそれが好きって気づいたの?
なんでそれをしようって思ったの?


「なんで?」を追求していく。


その「なんで?」を答える中で、そのひとの別のストーリーが出てきて、新しい一面を知ることができる。
簡単な自己紹介だったはずなのに、終わった後にはその人のことがものすごく近く感じた。


「なんで?」を突き詰めたら、その人の核心を知ることができるのかもしれない。


なんで?に対しての答えを考える時って
1番自分に素直に質問して、考えてるんだと思う。

みんな、「なんでだろぅなぁ、、、」って言いながらちゃんと考えて答えてくれる。


私もそう。
なんで?って言われてはじめて、その自己紹介で話した内容についてちゃんと向き合えてる気がした。

その答えを考えて答える中で
自分の中の考えがまとまる。


なんで?を突き詰めると

人との距離が近くなって
自分のことをもっと知ることができた。 

頂上でヘトヘトになった私たち。



こんぴらさんの奥の院まで行って、やっと山を降りてきた。


登った時よりも、みんなのことをもっと近く感じた。
もっと話したいってなった。
あと少しの時間、もっと楽しもうって思えた。


Aさんの「なんで?」を引き出せる才能がすごく羨ましくて、尊敬した。


私も、ふとした時に「なんで?」を突き詰める練習をしてみよう。


途中で振り返って、自分のことを見ていこう。


山登りで、素敵なことを学べた日。




今日はここまで。
最後まで読んでくれてありがとうございます。


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