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【Chatwork入社話】テックリード 加藤潤一の場合

Chatworkで活躍中のみなさんをお呼びして、入社した理由を深掘りする「Chatwork入社話」。今回はテックリードを務める、加藤潤一さんのお話です。
入社から約10年間、様々なプロジェクトを牽引し続けてきた加藤さんは、なぜChatworkを選んだのでしょうか?

前回の記事もぜひご覧ください。

今回お話を聞いた人

加藤 潤一
プロダクト本部 プロダクト開発ユニット プロダクト開発一部
Chatwork株式会社テックリード。10歳で初めてプログラミングに触れる。SIとしてさまざまな現場での業務を経験した後、2011年より某D社、2013年より大手ソーシャルゲーム企業で、それぞれScalaやドメイン駆動設計を採用したシステム開発に従事。2014年7月よりChatworkに参画。現在はChatwork次期アーキテクチャのプランニングや設計、開発に携わる。

ーChatworkに入社したきっかけを教えてください。

いくつかの会社でキャリアを積む中で、新規プロダクトの開発やグロースはかなりやってきたんですね。やがて、一定以上の規模がある既存プロダクトで、難易度の高いリプレースに携わってみたいと思うようになりました。転職活動をして、ある会社から内定ももらったのですが、若干腑に落ちていない部分があり…。改めてScalaができそうな会社を探していたところ、Chatworkの開発合宿ブログに辿り着いて、即エントリーしました。
私のポジションはないかなと思っていたのですが、その日のうちに連絡をもらい、当時CTOだった正喜さん(現・代表取締役CEOの山本)と会うことに。そこで彼からチャレンジしたいこと、困っていることなどを実直に話してもらい、「力を貸して欲しい」と言われました。

内定をもらっていた会社は、ビジネス側でつくったものに対してエンジニアがどう貢献できるかという考え方の会社でした。もちろんそういう考え方もあると思うのですが、Chatworkは正喜さんがエンジニア出身ということもあり、エンジニアの裁量が大きく、ビジネス側とエンジニアが一緒になってつくっていける空気を感じました。
自分の中で腑に落ちていなかった部分が明確になり、技術的なやりがいと風土的な腹落ち、どちらも叶いそうなChatworkへの入社を決めました。

ーChatworkは、エンジニアが大切にされている会社という印象だったのでしょうか?

エンジニアはもちろんですが、どの部門も尊重されていると思いました。「Chatwork」のようなSaaSは、エンジニアがいないとそもそもプロダクトができないというのもありますが、マーケティングやセールス、バックオフィスの人たちもいないと会社やサービスって成り立たないじゃないですか。Chatworkはそのバランスを取って、「一緒にやっていこう」「お互い頑張ろう」というような雰囲気を感じますね。

あとはChatworkにいる人たちは、「仕事って楽しいよね」という空気感が全面的に出ていると思います。楽しくないなら、楽しくなるように環境や仕組みを整えていこうという姿勢もあるので、良い雰囲気の中で、それぞれの役割を持った人たちが切磋琢磨している印象です。

ー既存のプロダクトに携わりたいと思われたきっかけはありましたか?制約条件も多く大変そうというイメージもありますが......。

確かに難易度は高いと思っていました。ただそれを自分ができるようになった場合、在籍している会社に貢献できるということはもちろん、エンジニアのキャリアとしてもすごく大きな武器になるだろうなと考えて、既存プロダクトのリプレース経験を積みたいなと。

実際に他社のエンジニアさんやスタートアップ企業の社長さんなどとお話ししていても、既存システムの移行や刷新をしたいという話題はよく出るんですよね。一方で、それをできる人は希少であることも実感しました。
生きた大規模システムの基盤を移行する、ましてやそれが24時間365日、膨大な数のメッセージを捌いている「Chatwork」となると、その知見は本やネットをどれだけ漁っても出てくるものではないんですよね。そのプロジェクトに携わったメンバーは、私も含めてエンジニアとして得難い経験ができたと思います。ありがたいことに、うちに来て欲しいとお声をかけていただくこともありますし、勉強会でナレッジをシェアして欲しいというお話もよくいただきます。

ーエンジニアとしての価値が高まっている実感もある中で、Chatworkに入社して10年目を迎えようとしていますよね。

単純に、まだやりたいことがやり切れていないんですよね。リプレースの一部は完了したものの、本丸ともいえる、入社時からスコープに入っていた重要な部分が残っているんです。

Chatworkは、中長期の戦略として「スーパーアプリ化」を目指していますが、それを支えられるようなシステムやチームづくりを、まさに今後していかなければいけません。丸9年間在籍をしていますが、まだやりたいことがたくさんある、むしろこれからだと思っています。

ー今後挑戦したいことはありますか?

「Chatwork」の技術的な部分でやりたいことがあるのはもちろんですが、私自身の立ち位置や年齢も鑑みて、持っている知見や経験を、他の方に共有していきたい気持ちがあります。

実際にいくつかのチームのミーティングに参加させてもらったり、ペアプログラミングやモブプログラミングなんかも必要に応じてやらせてもらったりしています。今は仲間がどんどん増えているフェーズで、優秀な方が多数ジョインされているので、できることが増えて、やりたいことが実現していけるのが嬉しいです。

これほどのトラフィックを捌けるサービスって国内に類を見ないと思うので、技術的にもビジネス的にもすごく面白い段階です。そんな中で自分自身もチャレンジを続けたいですし、仲間にもどんどんチャレンジをしていって欲しいなと思いますね。

終わりに

加藤さんのこれまでのキャリアについての詳しいお話は『Cha道』で紹介していますので、ご興味のある方は是非ご覧ください。

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