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Appleがそろそろ生成AIで大きな動きをするかもしれません

GAFAMの中で、生成AI合戦で相対的に活動が見えにくいのがAppleです。

収益モデルが他(広告・小売)と異なりラグジュアリー型なので、風評リスクもはらむ生成AIには躊躇してきたのかもしれません。

ただ、この2か月内で気になる動きがあるので、今回はその動向を紹介してみます。

まず、3月中旬にマルチモーダル型の生成AIに関する研究論文を発表しています。

そしてついに、自社のコア製品iPhoneで全面的なAI導入への動きが報道されました。

その方針として衝撃だったのが、4月末のこのニュース。他社AIを採用する可能性もあるということです。(現時点でもアプリとしてはもちろん使えます)

従来はiPhoneに代表されるように垂直統合、つまりHWとSW含めて自社支配する仕組みで事業を推進してきました。

次の大きなチェックポイントとして、開発者向けイベントWWDCが6月上旬に行われます。

ここで毎年何か新しい発表があるので、ほぼ間違いなく今年は自社のAI戦略についての言及があるでしょう。

実際、株価についても最近の自社株買いだけでなく、投資家の期待が高まっているようです。

大方針として、その中核となるAIに何を採用するのか?

もし、OpenAIやGoogleとの協調路線を選ぶとなると、産業に大きな影響を与える可能性が高そうです。

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