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紅茶とキャンドル

何だってそうだ。
そういう考え方をする癖がついている。
良くない、打破したい。

意識高い人々の嗜みだと思って避けていた、
夜にノンシュガーの紅茶を淹れて、暗くした部屋でキャンドルを灯して過ごすこと。

括られることが嫌なくせに、〇〇な人、とカテゴライズして、
それらしくすることを格好悪いと思っていた。

モノやコト、それ自身がもたらすものより、
イメージ先行でyes/noを振り分けていたんだなあ。

紅茶とキャンドル、すごくよかった。
気持ちが1段階、2段階と深いところに降りていくのがわかった。
目の前の灯りや影を輪郭でぼーーーーっと感じながら、
スッキリしたラベンダーとレモンの香りで籠った熱のボールが小さく小さくなって消えるのがわかった。

すごくよかった。

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