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【南大沢土木構造物めぐり】No.2見晴歩道橋(その2)もっと知りたい人のために

【本編はこちら】https://note.com/chatareau/n/nbae72e23c9b5

【橋の基本データ】
・諸元 2径間の単純桁からなるコンクリート歩道橋
・完成 1987年(京王相模原線の開通より早く完成)
・発注者 東京都
・施工者 (下部)黒須建設株式会社 (上部)極東工業株式会社

【アクセス】
 京王相模原線南大沢駅から徒歩約15分
 地図はこちら

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【散策メモ】
南大沢駅から歩車分離された歩道を散策すること15分でこの歩道橋に到着します。道中も桜並木や公園などがいくつかあり、寄り道しながら歩くのも楽しいです。北側(南大沢5丁目)は、マスターアーキテクト方式という、建物群の設計をする建築家のほかに、街区全体の建築物のデザインを監修する建築家がいて、地区全体の景観を形成しているため、非常に調和のとれた風景が広がっています。(詳細はこちらを参照

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北側の橋の前には、なぜかナマズのパブリックアートがこの橋を守るように鎮座しています。(作品の名前等の記載がないので、なぜ設置されているかの意図は不明です。小さい子供たちが跨って楽しむ場所でもありますが(笑)。

橋の上からの景色は素晴らしいです。特に秋の紅葉シーズンに多摩ニュータウン通りのいちょう並木が黄色く色づき、周囲の木々が赤く色づく頃が最高にきれいです。また、直上からカーブを描いた形で鉄道写真が撮影できるので、いろいろな意味で絵になる場所かと思います。

橋の南側には、左側にヤマザキ学園動物看護大学が広がり、右側に救急救命東京研修所(ELSTA東京)が広がります。ELSTA東京は、災害時の地域のトリアージセンターになる場所であり、また、ヤマザキ学園も動物高度救急救命センターという施設をオープンしており、いざという時に役立つ心強い施設があります。


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