【南大沢土木構造物めぐり】No1 小山内裏トンネル(その1)

画像1 南大沢周辺の土木構造物の中で、興味深いものを紹介したいと思います。まず第1弾は、小山内裏トンネルです。小山内裏トンネルは、多摩ニュータウンのメイン道路である、都道多摩ニュータウン通りにあるトンネルです。
画像2 1991年1月完成との銘板があります。ちょうど30周年を迎えたことになります。
画像3 トンネル坑内。
画像4 トンネルの真ん中に、八王子市と町田市の境界があります。
画像5 町田側の坑口。銘板がありますが、施工会社名が違います。短いトンネルなので、片側から掘り進んだのかと思ったら、意外なことに両側から別会社が掘り進んで貫通させています。
画像6 坑口部。タイルで作られた色合いが独特です。
画像7 このトンネルは、平成2年度に土木学会賞(技術賞)を受賞しています。その記念碑が両坑口に掲げられています。
画像8 メダルには、「実三」と刻印されていたので、調べてみましたが、大分県佐伯市出身の日名子実三という作家の作品だとか。http://opamwww.opam.jp/collection/detail/work_info/6771;jsessionid=E3924F813DF37263C7C7192E867B2D66?artId=636&artCondflg=1
画像9 技術賞/都市域における著しく近接した大断面双設トンネルの設計と施工ー多摩ニュータウン幹線小山内裏トンネルー/東京都多摩都市整備本部/応用地質/鹿島・坂本工業JV/清水・清水組JV/平成3年5月29日/土木学会
画像10 双設トンネルを横から眺める。竹割の坑門工が並ぶ姿もなかなか良いです。
画像11 町田市側を真上から眺めたところ。
画像12 町田市側は多摩境駅に近いので、最近マンションが多く建ち並びました。
画像13 トンネル直上。フクロウのモニュメントが目を引きます。
画像14 トンネル直上の地山。小高い丘を越えていく形になります。
画像15 トンネル直上の大部分は、都立小山内裏公園の敷地内です。地図を見ると、トンネルの延長が長くならない最適な場所を選んでいることがわかります。
画像16 丘の頂上は遊歩道(尾根緑道)です。この道は、旧日本軍が戦車のテストコースとして使用していた道を活用して公園にしたもので、通称「戦車みち」とも呼ばれます。
画像17 小山内裏公園の八王子市側。広場もあり整備されています。
画像18 八王子側の坑口直上。
画像19 八王子側は、左が京王バスの車庫、右側が早稲田実業高校野球部の「王貞治記念グラウンド」です。甲子園を沸かせた選手たちが練習している場所です。 もう少し知りたい方はこちらを御覧下さい。【南大沢土木構造物めぐり】No.1 小山内裏トンネル(その2) https://note.com/chatareau/n/n64bc16b3770d

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