ほっこり話


こんばんは。
現役女性介護士 chata です。


先日、入居者さんとのお話の中で心打たれたエピソードをご紹介します。

(先に関西の某施設、笑いを求める関西人高齢者が多いことをお断りしておきます。
そんなん失礼やろ!と思わず、若干お笑い調でご想像ください。笑)

100歳とご長寿なAさん。
毎日ご自身でお食事を召し上がり、誰も怒った姿を見たことがない程、いつもニコニコされています。

ある日の食後、お元気そうだったのでAさんに少しお話を聞かせていただくことに。


話題は〝先立たれた旦那さま″

以前から、生前旦那さまと非常に仲が良かったと聞いていました。


「仲良しのご主人が先立たれて寂しいですね。」

「そうね。寂しいねー…

亡くなって何十年も経つけど、今も好きで好きで愛してるからね。」

遠くを真っ直ぐ見つめ、そう仰るAさん。



…Aさんの横顔を見ながら、言葉が出ませんでした。


関西の高齢者特有なのかもしれませんが、旦那さまに先立たれた女性は大体
(建前は承知の上ですが)

「もう旦那の世話せんでええから楽やわー!笑」
「これから自分の好きな事できるやん!」

と仰るんですよね。笑



そのテンションで返ってくる事を予想していた私。
いい意味で期待を裏切られ、素敵すぎて、もうドラマの最終話かと思いました。笑

私事ですが、実は最近結婚したばかりの新婚なんですよね。

夫婦1年生。

山あり谷ありであろう人生を、これから数十年夫と過ごしていく私。

(夫に先立たれるのは出来れば嫌ですが…)
Aさまのような、素敵な夫婦関係を築いていきたいと強く思いました。



長い日記のようになってしまいましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

#介護 #高齢者介護 #介護士の日常

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