見出し画像

地球の意識から人生ゲームの攻略を教わった光の私の物語③

光の私の中の昔の記録

(地球さんを助けてあげたい)

光の私はの中に「遊びたい」の願いの他に、もう一つの願いが生まれた

「どうすれば地球さんを助けてあげられるの?」

地球は光の私の言葉にびっくりしていた

「私を助ける…ですか…?」

地球はその瞬間ふと、大昔の心地良かった時代を思い出した

「はるか昔、あなたと同じことを言ってくれた人々がいました」
「彼らは大昔に起きた大戦争で、生物が住めない環境になるくらい心も体もボロボロになった私の体を癒してくれました」

光の私は、今は緑も豊かで美しい地球にそんなことがあったんだ!と驚いて地球に聞いた

「その人たちは地球さんに何をしてくれたの?」

地球はとても穏やかな雰囲気で答えてくれた

「彼らもまた、最初はあなたのような光の存在でしたが、私の分身を使って自由にたくさん遊んでくれました」
「長い長い時間がかかりましたが、彼らが遊んでくれることで私の心と体は十分に癒されました」
「私の体を治す唯一の方法は、私の分身が愛と感謝を持って自由に楽しく遊んでくれることなのです」
「私の体を癒してくれた彼らには、愛と感謝に満ち溢れた心がありました」

地球の話をだまって聞いていた光の私の中に、何かチクッとした感覚があった

「なんだろう?この感覚…なんとなく知っているような…」

光の私は、はるか彼方の宇宙に存在するマザーから生まれている

光の存在はマザーの元から宇宙に散らばり、経験を終えてマザーの元に還ってくる

その中には地球で分身を借りて遊び尽くし、貸し出し期間が終わった後戻ってくる光の存在もいる

その光が経験したことは「私は何者?」かを知りたいマザーにとって貴重な記録である

どんどん蓄積されていく記録の中に、はるか昔の地球で経験した分身の記録もある

光の私が生まれた時、その時の経験の記録の欠片が入ったのだろう

光の私の中に一瞬、風景のような画面が映し出された

ムーの記憶を持つ光の私が選んだ場所

光の私は、自分の中に映し出された風景の画面にマザーの中にいた時の心地よさを感じていた

四季折々に変わる風景…

地球の体から分身を借りて遊ぼうと決めた光たちが、お互いを尊重しあって楽しむ姿…

地球からもらったたくさんの恵みを感謝しながらみんなで分かち合う姿…

「なんだかほんわかするな〜、マザーの中にいるみたい」
「この感覚、地球でも味わいたいな〜」

光の私は地球に、自分の中で映し出される画面を見せながら聞いた

「ねえ地球さん、今私が見ている画面と同じ場所ってどこ?」
「多分この場所が、大昔地球さんの体を治した人たちがいたところなんだよね?」
「私、そこでゲームを楽しみたい!」

地球は光の私の中の画面を懐かしそうに眺めながら答えた

「そうですね、ではあなたに私の分身を与えましょう」
「あなたが見ているこの場所は、日本という国、かつてムーと呼ばれた大陸の一部です」
「この国に住む私の分身を通じて、私の分身を与えますね」

光の私は大いに喜んだ

そして光の私は分身を手に入れた

地球の話はさらに続く

「ここからはもうあなたの自由です」
「この日本のどこでもいいです」
「好きな、気に入ったところを選んでくれれば、私は分身をあなたに提供します」

光の私は四季折々の緑豊かな日本から黄色く光っている場所を選んだ

そこには田舎町に住む新婚ホヤホヤの夫婦がおり、光の私はその夫婦から生まれたいと願った

地球はその夫婦の意識の光に「よろしく」とお願いしてくれた

夫婦の意識の光は快く引き受けてくれた

その瞬間、光の私は夫婦の意識の光の中にあっという間に取り込まれた…

地球の意識から人生ゲームの攻略を教わった光の私の物語④へ続く

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?