オンライン説明会(洛北高校付属中学校)

これは京都にある府立の学校です。帰国子女とは関係ないのですが、公立で共学でSSH(その名もサイエンスコース)、3分の1が京大へ進学という実績も素晴らしい学校で、我が家の条件に合っているので見てみることにしました。京都に住むことになるのが少し心配ですが。暑いし、京都って物件が少ないと聞きますし、京都の方はよそ者に厳しいという話もありますし・・。

説明会の前にもう少しググっていたら、些末な点ですがブレザーの制服もなかなかシックで印象良く、俄然、上記の点と合わせてこれは志望校ナンバー1かもと非常に期待度が上がりました。どうでもいい話ですが京都の制服ってやはり色合いが京都っぽくシブいですよね。ネクタイも赤が多い気がします。京都の街並みに合いますね。東京のブレザー校はネクタイは青が多いような?

説明によれば、府立ですが府外からでも書類を事前に提出するなどすれば受験できるらしいです。毎年、府外から入学している人が何人かいるようです。これは良かったです。

歴史ある学校らしく、何人かのノーベル化学賞受賞者が卒業生にいるとのこと。ややこしいのが洛北中学校という学校も別にあり、最初混乱したのですが、こちらの学校は洛北高校付属中学校です。高校から入学できる2コースと、中高一貫のサイエンスコースとで3コースで構成されていて、サイエンスコースは少人数で偏差値も高いもよう。京都には洛南中学校という偏差値トップの共学私立があり、そちらも私は一応調べてみたのですが、どうも規律重視の保守的な校風らしく、帰国子女の我が子が違和感なく通えるわけないなと候補から外しました。

なんとなくですが、説明会全体が大人しい雰囲気で、地味な感じ。これは何かの印象に似てるんだよな・・なんだろう・・と最後まで聞いていて、わかりました。これはお役所の説明会ですね。先生の話し方も今まで見た2校の先生たちと違って、心もちおどおどした、かつ細かい点ばかりを重視する(ここの書類にはこれを必ず書いてください、とか。書いてなくても意味的に全く問題ないような細かい語句の説明)点が、役人の話し方を彷彿とさせます。

説明会を見る前までは京都に住むことの心配以外はほぼパーフェクトな印象だったのですが、見ているうちに、これはもしかすると行ったら何かとコミュニケーションに苦労する可能性があるやもしれぬと思い始めました。だって説明会を見ているだけで、だいぶイライラしました。公立だからなのか?京都の進学校は洛南中も然りですが伝統と歴史の町だからこそ保守的なところが多いのか?京都の学校をほかに知っているわけではないので定かではありませんが、も、もしかして・・とちょっと懸念をもちました。

それから息子が注視したのは、カリキュラムのところです。授業は7時間まであり、土曜日も授業、夏休みや冬休みも授業があり、実質の夏休みは2週間程度しかないのだとか。さすが入学したら京大へまっしぐらの進学校だなという印象ですが、京都で進学するなら夏は北海道などへ避暑にいかないと死ぬなと思っていた私としては、2週間とは何事ぞと。フランスの夏休みは2カ月ですよ?1か月半学校へ通ったら、2週間の休みが夏休みや冬休みとは別にあるんですよ?夏休みでさえ2週間しかないとは・・。人生が辛すぎませんか・・。いや、そんなことを言っていては京大には行けないぞということなのか・・・。頭が混乱してきた私の隣で息子がキッパリというのです。

「僕土曜日も授業なんて嫌だよ」

そうだよね・・。そう思っていたけど言わなかったんだよ・・。でも考えようによっては、塾に行かずとも学校で全て面倒をみてくれる、素晴らしい学校なのではないでしょうか。我が家にとって良いのか悪いのか、これはじっくり考える必要があります。

あと誤算だったのは、京都の場合内申書は4年生から提出する必要があるという話。内申書って5年生からのものかと思っていて、4年のときノーマークで過ごしてしまいました。しまった。。自治体によって内申書のあれこれは変わるのですよね。もっと早く知っていれば良かったです。仕方がない。

まだ3校目ですが、一長一短でもうよく分からなくなってきました。とりあえず渋渋のオンライン説明会も見たので次はそれを書きます。


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