転職の話

私は現在30半ばで、2回の転職を経験している。
最近、転職は珍しいことでは無くなってきたけれど、
転職を検討している方々に向けて、私の経験談を書いてみる。
誰かの役に立てばうれしいです。

個人的に、1回目の転職は成功で、2回目は失敗と思ってる。
まずは1回目の転職について書いてみる。

大きく5つの項目にしてみる。
・きっかけ
・転職活動
・合格後の悩み
・前職へ退職の連絡
・新しい職場への受け入れ

・きっかけ

新卒入社の会社で昇格試験の話があった。
昇格試験に向けて、👇をまとめていた。
 ・私のこれまでの業務への取り組み
 ・改めてやりたいこと

まとめている内に、
 ・(その職場は昇格渋滞していた) 渋滞にハマっている内に
  世の中の人々から遅れを取るのではないか。
 ・自分の市場価値ってどんなもんだろ?

という思いから、転職の意思が出始めた。
職場の人間関係は、とても良かったし、今になって思うと
贅沢な選択をしてしまったかな・・・?という思いもある。


・転職活動

ちょうど昇格試験に向けて、まとめていた経歴をビズリーチに記載した。
すると、1週間ほどで同業他社からオファーが来た。

ちなみに、ビズリーチの他にも、異業種のソニーとか任天堂とかを夢見て
エントリーしたが、書類で惨敗。
やっぱり同業種だと強いなーと思った。

オファー来た数社と面接し、とんとん拍子で合格まで行きついた。
面接を受ける前には、ホームページ・openwork等から企業の情報を得てから
面接に臨んだ。
特別な対策をしたつもりはなく、
 ・自己PR
 ・自分の経歴
 ・一番苦労したこと、解決できた背景、その出来ごとから成長できたこと
 ・面接相手への質問

これらを深堀して、録音をした。
自分の声を聴きながら通勤していた。気持ち悪い
一応、なぜなぜ分析的な本をkindle unlimitedから読んでみた。

面接は全てリモート。入社式まで、その会社に行くことはなかった。
すごい時代だなーと思った。

・合格後の悩み

いざ合格してみると、本当に悩んだ。
当時の職場環境は本当に良かった。
仕事は忙しく、夜遅くまで働いていたが、人間関係が本当に良かった。

ただ、先方からは1週間での回答を求められた。
余りにも悩み、一度辞退をしてしまった。
ただ、本当にそれでいいのか、と自問してみた結果、
辞退したその日に、やっぱり入ります!と電話してしまった。
優柔不断すぎて恥ずかしい・・・。

・前職へ退職の連絡

ここは本当に辛かった。
上司との関係も良好だったため、切り出すのが躊躇われた。

ただ、次の職場にOKしてしまった以上、
切り出さないわけにはいかないので、
自分が逃げられない様にするために、
退社前に上司へ、退職の旨のメールを入れた。
(明日の自分、後は頼んだって感じ)

形式上の引き止めではなく、本当に残って欲しいという
気持ちが伝わった。自分を必要としてくれる、本当に
良い職場だったと思う。

自分が経験した中で最も優秀(技術的にも、管理的にも)
な上司だったと、今でも思っている。

・新しい職場への受け入れ

新しい職場の受け入れ体制については
 ・人間関係的には、すごく整っていた
   →配属後のやることをリスト化してまとめてあったり、
    転職者に対して、手厚く受け入れてくれた。

 ・システム的には、全然整っていなかった。
   →PCの設定をイチからやるレベル。結構驚いた。

仕事内容は、前職の延長上の内容だったため、
比較的馴染みやすかったと思う。

今後の記事で2回目の転職を書きたいと思うが
 ・自身の経験が活かせること
 ・職場環境

これらは想定していた以上に重要だった。
これらを満たす環境を、気軽に手放してはいけない、というのは
強く伝えたい。
私の場合は、異動が受け入れられず2回目の転職してしまったが、
本当に後悔している。
1回目の転職も大丈夫だったし、2回目も行けるやろ、的なノリで
転職してしまった自分に馬鹿野郎と言いたい。

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