溺愛ソングにおぼれかけている。
ちょっと聞いてくれ、ボクの恋人。
おいおい、待たせるなって。早く来てってば!
オレの心はもうキミへのラァッヴ(loveね。)がダダ洩れなんよ。
世界を旅してきたけれども
キミみたいな美しいオンナはマジおらんやったです。
マジ、すきぃぃぃぃぃ!!
今回、9月にあるフラフェスでお披露目する新しい曲。
要約するとこんな感じ。作詞された方への冒涜!?とも取られそうだが
とにかくすきぃぃぃぃぃ!!オマエがすきぃぃぃぃぃ!!という
気持ちがつまっている。そう、溺愛。
今、必死に練習している曲のテーマは「溺愛」なのだ。
私たちの先生は、とにかく表情を大事にされる。
どれだけ正確に振付ができたとしても
表情とエナジーがなければ何にも伝わらないですよ、と。
そこでひとつ困ったことがある。
ワタシ、デキアイ、されたことナイ。
先生は過去の恋愛でもなんでもいいから掘り起こして!思い出して!!
と言われるが、そもそも過去の恋愛は悲惨だった。
私はかなりのお世話焼きタイプで重ぎるオンナだったから
「親の決めたお見合いをしなければならない」とか、
「宇宙に帰らなきゃならない」とか、
よくわからない理由でフラれまくっている。
多分、私の重くて重すぎる愛からいい感じの言い訳をして
逃れたかったのだろう。
それだったら泣きそうな顔か恨みがましい顔で踊るしかなくなってしまう!
待てまて。その時はきっと愛されていたはず!!溺愛じゃなくても
愛されていたはずよ!それを思い出して!わたし!!
そう、月影先生がマヤに言ったかどうだかは忘れたが要は感情を思い出す。そしてそれを再現すればいいのだ。
・・・・・ダメ。思い出せない
よし
「9月までにどうにかこうにか溺愛される作戦」を
発動しよう。
・・・・・・・・いや、ムリがある作戦だ。
疑似溺愛でもいいから、
誰かこの歌詞を私の耳元で朗読してくれないかしら。
しかもいい声で。あぁぁぁぁぁ。
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