見出し画像

トッテナムvsエバートンについて 24-25プレミアリーグ第2節 

8/24 土曜日23:00(日本時間)からトッテナムvsエバートンが行われた。(トッテナムホットスパースタジアム)


結果 トッテナム4-0エバートン



筆者はエバトニアンのためエヴァートン視点で書かせていただく。

試合全体の内容について

 エバートンは攻撃時、守備時ともに4-5-1のフォーメーションで臨んだ。試合を通して枠内シュート率は低く、決定機をあまり多く創れなかった。
 一方でスパーズは低い位置のエバートンに対して裏に抜ける動きが散見された。サイドに張ることでフリーの選手を作り、攻撃時の流動性を促した。

悪かった点 エバートン

 ① トッテナムの両CBが運べる選手なのに対し、エバートンのプレスの位置が極端に低かった。私は以前書いた記事で高い位置でのプレスを望むと記述したが、それは叶わなかった。レスター戦をみて、スパーズのポゼッションに対し引いて守る事は極めて愚策と言える。DCLは味方のフォローなく孤立し、攻撃に転じてもすぐ奪われるという状況が続いた。
 ② マークの受け渡しが曖昧だった。特にポケットの外側、スパーズのクロス対応に遅れる部分が多々あった。
③ 攻撃は言うまでもない。

選手について エバートン

ミコレンコについて
怪我明けくらいから能力の低下したように感じる。特に1対1の守備でやられる場面が増えた。

ディクソンについて
全体的に良かった。特に守備対応(1対1)とボール運び、上がる動きなど。

リンデストロム
可能性を感じる選手。やはりエンディアイェ、ベトとともに早い時間帯で長く使いたい。


エバートンのマッチレビュー

1失点目のセットプレーは守備対応よりもロメロのポジショニング、スパーズの精度を褒めるべきだろう。2失点目のピックフォードのミスは雨の影響、ソンの上手いプレスがあり仕方ないといえる。軽率な事には変わりがないが、今まで助けられている為、今後気をつけて貰いたい。続く失点は記述する意味は無いだろう。
 ダイシの戦術、戦略ともに悪かった。私から言わせれば、前述したがプレスの位置が信じられない。今のカルバートルーウィンではファンデフェン、ロメロを突破出来るとは考えづらい。また、配置位置が低い場合せいで攻撃が繋がらない。
 後半選手を変えてから、4-1-4-1で対応した。判断が遅かったがかなり良かったと思う。失点はしたが大事なのは点を取りに行く姿勢だ。これがシティーやアーセナル相手なら戦術、戦略ともに正解だとは思うがスパーズの戦術、スパーズとの戦力差を考えた場合、勝ちに行く姿勢を前半から示さなければならない。
 しかし今はまだ始まったばかりで、選手の合流やコンディションが整っていないから苦肉の策でこの戦いであると思いたい。次節ボーンマスでは確実に勝ち点をとり勝たなければ、このままずるずると早くも降格争いに巻き込まれるだろう。


1失点目、2失点目と書いてありますが実際は
1失点目→3失点目 2失点目→1失点目でした。後から気づきましたので後述しております。申し訳ございません。
1失点目はビスマの素晴らしいミドルでしたね!



希望

先発はベトが好ましいと考える。理由はまず、ベトの自信を取り戻させ本来の能力に近づけたい。並びにDCLに危機感を持たせ、より競争させ能力の向上を望みたい。そしてエバートンは後半ビハインドの状況下ではパワープレイを行う。そうなった場合DCLの方が空中戦に強いため、必要になる。
エンディアイェはウィングの位置でなくトップ下での起用が好ましい。またフォーメーションも4-3-3を試して欲しい。攻撃時(4-2-1-3及び4-2-3-1、守備時は4-4-2)開幕から7失点しているエバートンはとにかく点を取られても勝てるほどの点を取る必要がある。そのためある程度、大味な試合を展開しなければならない。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集