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祝福の鐘はどこにある?

結婚式はモルディブで挙げたいわ。ウミガメを貴方と見たいの。 どんなことがあっても。 人生で一回だもの! お友達も呼んで素敵な式にしましょう! 悪口が飛び交っていても 非難の目を浴びても 可哀想だと思われても  私、何も気にしないわ! みんな友達だし、それに…貴方と一緒だからね。 美しい風景を見渡して、誓いを立てて… 終わらない夢を見て 鳴り続ける祝福の鐘の音を 絶えない夢を見て 響き続ける街の喧騒を

    • 自作の短歌?集…。 てけとー

      風鈴が 泣きもせずには 風よりも 世の中包む あつさ厳しき お冷さえ 呑みし舌先 おかしけれ 晩の熱燗 間違えならねど 梅雨抜けて 倒れる人には 北風を お天道様には 知るよしもなし とりあえず3つー!!ルールとかなにも知らないで作ってます!!ご容赦を!!

      • 謎の思い出話 週刊少年おっさん

        とても簡潔に書く。ていうか、どう頑張っても簡潔になってしまう。 小学校新1年生になる前の話。ランドセルが届いた。 家の中の誰かが言っていた言葉を今でも覚えてる。 「ランドセルって結構大きいな。ジャンプ2冊は余裕だな。」 僕は頑張ってコロコロコミックを4冊詰め込んだ。不思議と勝った!という気持ちが湧き出ていたのを覚えてる。36歳の週刊少年おっさんに勝った。

        • 夜明けのナイト マスカレード

          夜が明けるまでは私はあなたの忠実なナイトです。 まだ辺りは暗いですね。私に守らせてください。 おや、蝋燭の火が消えてしまいました。 辺りは暗いですね。私が側にいますよ。 電球を取り入れてみました!しかし、フィラメントがすぐに焼き切れてしまいます…。 辺りは暗いですね。…私の昔話でも聞きますか? あなたが泣いている姿を初めて見ました…。 辺りは暗いですね。良ければお話を聞かせてもらえませんか? ナイトが感情を見せてはいけないのに。鉄仮面の中でも泣いてはいけないのに。 辺

        祝福の鐘はどこにある?

          音色が輝く人生の演奏

          さあ弾こう 奏でましょう 合わせましょう キーは各々自由!で楽しく演奏です。 音を鳴らしましょう!楽器は好きなもので なければ足踏み 手拍子!何でも構いません! 踊れる人は踊ってください! 歌える人は歌いましょう! 楽しかったですか? なら良かった。 さあ、次のステップです! 音を鳴らしましょう!楽器は好きなもので なければ足踏み 手拍子!何でも構いません! あと少しだけ感情を入れてみましょう!不満がある人は強く音を鳴らして!大地を揺らしてやりましょう! 悲し

          音色が輝く人生の演奏

          オンザロック

          バーで提供されるウイスキーの氷は中々溶けない。 気泡が入っていない、美しい氷だ。 私は美しい氷にとても興味がある。水の固まり方で変わるモノだが、どうしたら美しくなるのだ?とついつい考えてしまう。 歪な氷にも興味がある。冷凍庫で製氷した氷は、私にとっていつも見るモノだけれど、改めて見てみると一つずつ違う。そこがとても面白い。 美しい氷と歪な氷、実は、私にとって大きな違いは無いと考えているのだ。 違いはある。だが、大きな違いはない。 ウイスキーにどちらも入れてみよう。 歪

          オンザロック

          菜の花畑で捕まえて。

          クラスの窓から見える菜の花畑。 黄色く光ってるあの光景は一生忘れない宝物。 家出をしたね。夜中に家を出て菜の花畑まで走った。 捕まりたくなかった。警察にも親にも。 ただ、大好きなクラスメイト達が窓から僕を見つけてくれるかもしれないって思ったから。 夜の学校にも先生達はいるかもしれないって。僕のことを心配してくれた先生がいるかも。助けてくれるかも。見つかったら容赦なく怒られるだろう。全裸で家の外に正座をさせられるだろう。 夜は怖いけれど、あの日の夜は怖くなかった。怖いのは家

          菜の花畑で捕まえて。

          わかっていること。

          僕は頭が悪い。何回も同じことを言われてやっと直すことができる。 繰り返し繰り返し。それはとても意味のあることだと僕は思う。 僕とは違う、賢いあなたが頭の中でわかっていることを、誰かに言ってもらう。 繰り返し繰り返し。 それは一種の洗脳じみた行為かもしれない。 聞き入れるかどうかはあなた次第。 思い当たる節があるなら、他の人にも言われたことがあるなら、自分を疑ってみて欲しい。 考え方を変えるのはなによりも難しい行為だ。僕の人生経験で語らせてもらっているが。ただ、変わ

          わかっていること。

          もしも。詩

          宝くじが当たったらとても大きな花畑を作ろう。 年中、鮮やかで艶やかな色んなお花が咲き誇る。 世界中を旅して色んな光景を見てみたい。自分の糧となり、心に色をつけるだろう。 人を深く信じてみたい。自分だけの感情に色がつくだろう。 自分を許してあげたい。過去の仄暗い色を明るく照らせるだろう。 もしもし?暗闇くんはいらっしゃいますか?    いいえ、家には暗闇はおりません。 言伝をお願いしたいのですが…  もうあの子は独り立ちしたんです。 もしも帰ってくることがあれば、

          もしも。詩