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『本をつくる 書体設計、活版印刷、手製本――職人が手でつくる谷川俊太郎詩集』

※2019年8月16日にCharlieInTheFogで公開した記事「きょうも生きています #106」(元リンク)から、本書に関する部分を抜粋して転載したものです。


 谷川俊太郎の詩集『私たちの文字』を作るまでの、書体設計、組版、活版印刷、手製本という過程を追ったルポ。詩作の谷川も含め、それぞれがそれぞれの職分でベストを尽くすということに、関係者みなが敬意を払っているのがとてもぐっと来た。読んでとにかく楽しい本。日本語の金属活字は、新しい母型を作れる職人がもういないというのはショッキングだった。


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