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FF14 光の連続小説【とある喫茶店のバックヤード あとがき

新しい世界の扉はすぐそこに

© SQUARE ENIX

あとがき

 純喫茶くろねこ店主Charle Magne著作 「とある喫茶店のバックヤード」いかがでしたでしょうか。

 僭越ながらあとがきは主演のモデルとなっております私Swordfishが担当させて頂きます。

 このお話は以前に定期連載しておりました小説を再編集した完全版となっております。
 思い返すと、連載当時は新しい章が掲載された時点で次の章の執筆と挿絵の撮影を行っておりましたので、 この作品の一番最初の読者は常に私だったわけですが、制作関係者である私自身が先の展開に最もそわそわしていたかもしれません。

 中でも特に驚いたのはやはり私の元恋人として登場した“モジャオくん”ことロビン氏でしょうか。
 実はモジャオくんは小説オリジナルのキャラクターではなく、小説の内容そのままに純喫茶くろねこの営業時間外に店を管理してくれている裏のマスターでして、 古くからのお客様にとっては馴染みの深い存在です。

 私がくろねこで働き出すまでは営業中はしゃるさんの隣で店員をしていた私の先輩でもあるので、元カレとして共演できる日が来るとは夢にも思いませんでした。 この小説を作る以前と後では、彼を見る目が少し変わったのはここだけの話です笑。

 このお店のモチーフでもある古時計とピアノについてもエピソードが描かれましたが、純喫茶くろねこの魅力の一つは 「近過ぎず、遠過ぎず、ただそこに存在する優しい時間」だと私は思っているので、この物語自体も“時間”が一つのテーマだったように今は感じています。

 ちなみに物語内で描かれていた私と純喫茶くろねこの出会いのきっかけは実際の出来事に基づいているので、久々に読み返すとこのお店で働き出して間もない頃の事を思い出し懐かしく、少し照れくさい気持ちになりました。

 この物語はフィクションでありながら、実際のお店と深くリンクした内容となっていますが、作品内で描かれていたマスターと私の印象は実際にはどうなのでしょう?
 自分達が普段どのように感じられているかは窺い知れないところですので、そこは是非ともお客様ご自身で確かめて頂ければ嬉しいです。

 ごぶちゃんのピアノに癒されたい方も、マスターと私、そしてお客様同士の他愛のない会話を楽しみたい方も、純喫茶くろねこは一杯の珈琲とともに、皆様のご来店をお待ちしております。

 あの日、私が開いた“新しい世界の扉”今度はあなたが開いてくれる事を願って。

【純喫茶くろねこ】キッチン担当 
Swordfish Faye

© SQUARE ENIX

クレジット

CAST(敬称略)

フェイ        Swordfish Faye

マスター / ママ    Charle Magne

モジャオ       Mojyao Robin

ゴブ         マメット・ゴブリン

幼きモジャオ     Mitsuhide Akechi

幼きマーニュ     Momona Mona

モジャオの父     Oyaji Gorgeous

マーニュの父     Nao Ravenclaw

踊り子ミミ      Mimi Cheeseburger


駆けつけてくれた皆さん

Anemone Glasses   Orion Onion   Selbina Ronfaure


あとがき

Swordfish Faye


著者

Charle Magne

© SQUARE ENIX FINAL FANTASY 14


とある喫茶店のバックヤード 終わり


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