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アサギマダラ

寝る前におもちゃを片つけようとして「いっしょにカタツケヨ」って言ってくる息子(もうすぐ5歳)をみてもはや父を超えたと確信している春日です。
♯その言い方どうやったらできるんですか?

さて本日はアサギマダラって本当すごいって話。

皆様、アサギマダラご存知ですか??

こんな感じの蝶々です。

このカメラワークはきっと突っ込みどころ満載なんでご勘弁を。

ボクは昆虫博士と呼ばれていた過去があるのは以前話したと思います。

そんなボクもアサギマダラは実は知りませんでした。
♯自称昆虫博士よりもタチが悪い

そんなエセ昆虫博士ことチャーリーの家の近くでもアサギマダラが立ち寄るスポットがあるんです。

アサギマダラのことを調べれば調べるほど本当に魅力的で。すぐにトリコになってしまうわけです。ええ。

まずこの模様。

浅葱色(アサギイロ)ってどこかでみたことありません??

多分幕末好きならたまらない色。


そう、新撰組の羽織で使用したアレです。

青色よりも緑に近くて花色より薄いアレです。

武士の死に装束の色なんて言われてますが、それも含め素晴らしい。

なんとも儚い感じがするあの色。そのまま蝶々の名前になっているんだから好きにならないわけがないです。

このアサギマダラなぜそんなにも有名かっていうと、その移動距離にあります。

それは桁違いにすごい。

生涯で2500キロ移動していることが確認されています。

これは人間が確認できたってレベルで本当はもっとかもしれない。

日本の和歌山県で確認されたアサギマダラが遠く離れた香港で確認されたらしいです。

アサギマダラの寿命は羽化して4〜5ヶ月。

羽化してから死ぬまで、ほとんどが移動しているわけです。

常に走り続けているってことですよね。

すごくないすか??
♯ちなみに生物学的には匹じゃなくて頭らしーよ

もちろん移動距離もなんだけど、遺伝子レベルでそのことがインプットされているというのはなんとも興味深いです。

鮭の産卵とかに関してもそうだけど誰も教えてないのにできるってすごいなと。

外巻きから見たらそれは無謀すぎるでしょとか、それは無理でしょなんてことも何の疑問も持たずにできるというのは本当に素晴らしい。

教えなくてもできるってことは本当に生体にとって必要なことになるわけで。

冒頭の挨拶(息子の片付けのくだり)にもあるけど、自分ができなかったことを伝えることって矛盾が生じる。

また、違和感でしかないわけだから、リアリティにかけるわけです。

でも教えなくてもできるって素晴らしい。もちろん遺伝子でレベルでできるってのもあるんだけど、生きるために必要なことが

結果誰かを喜ばせているってことはすごいなと。

狙ってやっていることは意味がなければ続きません。

状況が目まぐるしく変わる中において常に意味を探すのは容易ではありません。

でもこうして生きるためにやっていることが結果誰かのためになったり、感動させたりするのであればそれは美しい。

ボクもそんな遺伝子レベルで素敵な出来事があれば良いなと本気で思うのでした。

ではまた。

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