居心地のいいお店でお酒を飲む話。

私はお酒を飲むのが好きだ。
どれくらい飲むか聞かれると必ず「嗜む程度に（微笑）」と返すが、実は割と飲む。

みんなでわいわい飲むのも好きだし、ひとりでダラダラ飲むのも好きだ。
美味しいものを食べながら飲むのも好き、つまみナシでひたすらお酒を飲むのも好きだ。

アルコールが入ってれば基本的に何でも飲むし、好みはあるものの、こだわりはほぼない。
強いて挙げるなら“楽しく飲みたい”というのがこだわりかも知れない。
だって好きなことは楽しみたいので。

好きな店に通ってしまうって話。

そして私は気に入ったお店ができれば、ひたすらそこへ通いがちである。
気に入ったお店が2つになると、片方へ行ってる時はもう片方に申し訳なくなったりする。
浮気のような二股のような…？好きな店には謎の仁義のようなものを感じるのである。

『#ここで飲むしあわせ』ということで、私が現在通っている2軒のお店について書こうと思う。

美味しい和食と美味しい日本酒のお店のはなし。

まず1軒目－－－－『秋葉原きんぼし』さん。

こちらは名前の通り、東京・秋葉原にある。
（渋谷にも同名のきんぼしさんがあるので間違える人も稀にいる模様）
日本酒と和食がメインの居酒屋で、日本酒は0.7合で550円～650円（税抜・銘柄による）。

なぜ通っているかというと…とにかく食い物が美味い！日本酒のラインナップがイイ！
そして、居心地がいい。

料理に関しては、某有名ホテルの和食出身だとか何とかいう肩書のある料理長だが、

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まぁ、何を食べても美味しいので、

考えるより感じて欲しい。

オーダーに悩むなら、黒板メニューが所謂『おすすめ』なので、そこから選べばいい。

ドリンクは日本酒メインだが、生ビール（ハートランド）やハイボール、サワー、果実酒などもある。
が、私は初っ端からラストまで日本酒しか飲まない。
何度か通ううちに店長が好みを把握してくれるため、「お酒を」と言うといい感じのお酒を出してくれる。これがまた自分で選ぶよりクリティカルヒットなのだ…ちょっと悔しい。

居酒屋に女性ひとり、というのは何となくハードルが高い感があったりするが、店員さんがしっかりしているので、安心して飲める。
距離感のバグってるおっさんに絡まれることもなく、お姉ちゃんに奢らされる心配もない。

30代どストライクなBGMの中、美味しい料理とお酒を飲む。
店員さんと他愛のない会話をする。

これが幸せでなければなんなのか。

ちなみに一人で行く場合は、1,000円（税抜）で6～7品、お店おまかせの料理を盛り合わせてくれる
『おひとり様プレート』というお得過ぎるメニューを注文できる。
ただし事前予約制なので、訪問の1時間前までに予約して行くべし！
※別途消費税・お通し・ドリンク代がかかるので、1,000円札だけを握りしめて行ってはいけない。

昼からちょっとずつ色々飲めるお店の話。

そして2軒目－－－－『SAKE Street』さん。

こちらは日本酒メディアサイトや通販サイト、酒販店・角打ちを運営している。

実店舗は東京・浅草橋の駅チカにあり、お酒の購入と有料試飲、角打ちが出来る。
（浅草と浅草橋は似ているが、歩ける距離ではないので気を付けよう！）

販売しているほとんどのお酒が45ml・300円（税込）～試飲が出来るので、初めて見る日本酒をジャケ買いして好みじゃなかった…ということが避けられる。

私が通う理由は主に購入ではなく角打ちである。
前述の通り45ml・300円～飲めるということで、飲んだことのないお酒を中心にガンガン飲む。
角打ちというとサクッと行って、サクッと飲んで、サクッと帰るイメージだが、私は長い。基本的に長い。
平均2時間は滞在している気がする。たぶん気のせいじゃない。

扱っているのは“メジャーではないけどイイ蔵”のお酒というコンセプトなので、初めて見るお酒が多いかも知れない。
が、店主が『国際唎酒師』やら『日本酒学講師』など何やらスゴそうな資格を持っていて、しかも人当たりがいいので、好みがあれば伝えると大体なんでも教えてくれるし、好みにマッチしたお酒を紹介してくれる。

とはいえ、好みか好みじゃないかは飲めば分かるので、

考えるより感じて欲しい。

こちらもやはり居心地がいいので通っている。
店主は天然だし、常連さんもフレンドリーで変な人が多い。

YOASOBIを聴きながら、ゆっくりと時間が流れた秋の昼下がりがものすごく幸せだった。

まとめる。

私はお酒を飲むのが好きだ。
そして、お酒自体も好きだが、付随する環境や雰囲気がそれ以上に好きなんだと思う。

今回紹介したお店はどちらもひとりで行ったときの幸せについて書いたが、複数人で行っても当然楽しいし幸せになれる。

飲むことに決まりも縛りもないので、他人に迷惑をかけないように楽しく感じるのが『#ここで飲むしあわせ』なのではないだろうか。

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どちらも大きなお店ではありません。『いつまでもあると思うな推しの店』ということで、少しでも気になったら足を運んでみてください。

「カリスマさんの紹介で来ました」と言っても特に何もありません。