ひと足遅れの卒業に向けて
この春、世の中よりちょっと遅れていろいろ卒業します。
まずひとつ目はパソコン教室。
通い始めて早9カ月。去年の夏には自宅のOSも解っていなかった私が 、Word や Excel を覚えたばかりか、ブログ開設からWebライターを始めるまでになるなんて。
解らないよりは解った方がいいと軽い気持ちで習い始めたパソコンが、これほどまで自分に大きな変化をもたらすとは。
自分でもまったく予想していませんでした。
でもいよいよ来月から新しい仕事が始まるので、今勉強中の日商データ活用3級を取得したら、パソコンの勉強は卒業することにします。
5月いっぱいで教室を卒業する旨を、今日の授業で伝えてきた所です。
代わりに、これから当面は会社の仕事とライティングの勉強、この2点にフォーカスして行きます。
あと卒業するのは、他責的な生き方です。
環境が悪いせいで逆境に立たされたように思える時でも、そうなった原因は自分にあるのではないか?
そうならないように、もっと自分にできることは無かったか?
その視点が持てれば、これからの人間関係は乗り越えられそうな気がします。
と言いながらも実はいまだに、過去の苦手な同僚のことなどが頭を過って、心がざわつく時があります。
それに、電車を見ると出勤時の辛さを思い出して動悸がする症状も、最近やっと落ち着きましたが、結構長く続いてしまいました。
今後はもう大丈夫、と言い切ってしまって大丈夫なのか。
すぐに他責を止めることが難しかったら、まずは今起こっていることと自分の気持ちとを、そのまま受け入れることから始めてみよう。
それと、もうひとつ卒業するのは他人任せの人生。
任せたつもりは無いけれど、無意識に人の価値観や判断で物事を決めていたことが多かったように思います。
だから納得のいく仕事が出来ないでいた。というか納得して仕事を選んでいなかった。
介護の仕事も、一応好きで飛び込んだだけに、初めの内こそ自発的に、問題意識を持って取り組めていた(もう24年も前の話)。
けど最後の数年は惰性だけでやっていたのではないか。
「長年介護でやって来たら他の仕事なんてできっこない」
「この年で初めての仕事に就くなんて無理」
外の世界に目が向いたときはいつも、そう思い込まされてきた…
って、受動態で言っている時点で他人まかせな訳ですw
やってみなけりゃ無理かどうかは解らない。うん。
思い込みといえば、実は転職活動をするまで、年齢や世代をあまり意識したことはありませんでした。
肉体労働に加えて休みも自転車に乗っているから、自分はデスクワークの人より若いはず。
だから自分は加齢とは無関係。単純にそう思ってもいました。
ところが50代が世間からどう見られているかを、就活でイヤでも思い知らされて。
もう玉手箱を開けた浦島気分。知らなきゃよかったって思いました。
そうは言っても、自分にできることしか出来ないのは幾つでも一緒。
だから年齢に関係なく、できることで頑張るしかないと、今は開き直ることにしました。
少なくとも、今ある地位やお金を失いたくないとビクビク過ごしたあの頃よりも、何も無いけど明日何が起こるかわからないアドベンチャラスな今の方が、やっぱり楽しい。
80歳の母にはまだまだ心配掛けるけど…
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