Chara「命のまつり」その40~再婚からの不妊治療
医療観察法病棟で看護の仕事を続けていた
東京に来て1年くらいして、高校の同級生と再婚した
お互い35歳で
色んな人生経験をしてきて
あの時、何かの縁でつながって
その後の人生を一緒に歩もうと決めたのだった
両親はひとこと「よかったね」と言ってくれた
嬉しかった
心の中で両親に対し、申し訳ない気持ちがずっとあった
長女なのに結婚して家を出たこと
妹の事故死、そして私の離婚とうつ
そしてまた実家を出て東京へ行った私
両親は東京に行くことも反対せず、静かに見送ってくれた