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急激な孤独に襲われた話

最近はようやく落ち着いてきた仕事時間。

最初のころの大事件連発がなんだったんだろうかと思います。

たぶん、ワタシが超高速で自分の仕事をこなして彼女らの確認をやることで、だいぶ事件を未然に防ぐのが当たり前になって。
ようやっと、自分の中でそれが軌道に乗ったんだと思います。

いや、本来はちゃんとやってほしいんだけど、もう無理なのわかってるしね。


昨日は豚肉のおかか炒めがメインディッシュ。

煮魚とか炒め物とかは、だいぶ時間に余裕が出来ます。火にかけとけば、あとは頃合いをみればいいだけなので。

朝のまかない休憩の間もずっと作業をし続けているので10時台にぽっかり手が空くことがあります。

そんな時、仕込みをやってる上司やDさんに「なんか手伝いますか?」と聞けば、たいていなんか頼まれます。
なんせほかの調理補助は千切りさえもできないというツワモノぞろいで。そんなんでよくも調理の仕事に就いたもんだ。
とにかく、切り物一つ他の人には頼めないわけで、ワタシが声をかければ仕事はけっこう回されて。

昨日もすでに10時過ぎには手が空いてる状態になり、自分の事務仕事をちゃっちゃと片づけた後、上司に声をかけました。

「手が空きますけど、なんかやりますか?」

ですが、昨日は上司がしばらくう~~~んと考えた後、

「いやぁ、もう発注も落ち着いてるしね・・・・・・大丈夫だよ。」

それだけ言って、彼は自分の仕込み作業に目を戻しました。



…あ、そ。


いつもなら「悪いね!じゃ代わって!」とか言って事務所に入っていくのに、昨日に限って何もなかったようで。

ま。手伝うことがないならしょうがないんだけど、さ。。。


けど、そうなると朝の休憩もほとんど取らずに進めた作業分の時間を持て余すことになります。

ドリップがひどい冷蔵庫の掃除をしてみたりしたのですが、それでもまだ30分ほど暇な時間を過ごしておりました。


しょうがなく、ぼーっとしていたその時。



急激に、孤独感に襲われてしまいました。



いるのは上司とバアサン。

二人の作業する姿を眺めていたんだけど、急に、この人たちとの間の壁を改めて感じたんですよね。ほんとに急に。


バアサンは14年選手で上司は8年目。

当たり前だけどワタシなんかよりよっぽど距離の近い二人。

バアサンの日常会話にうんざりしてるワタシと違って、上司は一緒になって愚痴を言いあったり、こそこそなんかの噂話をしたり。

そういう変な仲間にはなりたくないから自分で意識して、なるべくその輪に入らないようにしているわけなんで、当然自分が作ってる壁なわけなんだけど。

半年もたつのに、まったくもって埋まらない溝。

ほんとに急に襲われた寂しさ?なのかなんなのか。



寂しさってなんなんだろうなぁ。



コロナ禍になり。

前職では上司がめいっぱい心配性だったし真面目な人だったので、めっちゃ無意識の圧で「絶対かかるなよ。」という暗示にかけられてたワタシ。

習い事やセミナーにも行けなくなり、友達にも会わず、ほとんど2年間を家と会社の往復で過ごしました。そういう人、たくさんいましたよね。

最初のころは、それでも数回ズームで友達と会話したりも試してみたけど、やっぱりなんとなく、直接会えないんなら別にいっかぁって。
やっぱりズームなんかで数人で会話してても、なかなか深い話って出来ないもんですしね。


イソジにもなってくると案外、一人って平気なんだなぁって自分に気づいたわけです。
いいのか悪いのか、一人が楽になってきちゃったわけで。


いろいろあって転職してみたわけなんですが、何度も書いてる通り、誰一人として、心を割って話せる人がいない職場。

正直、一人でいるよりも孤独を感じることがあります。

それがこの日、急に自覚症状として現れたのでしょうねぇ。

もしかしたら、人と接することで、寂しさって生まれるのかもしれないなぁと思いましたねぇ。



あまりにも意識レベルが違うのだからしょうがない。

この寂しさを糧に、自分の夢を叶えるために、ただただ進んでいこうと心に思った出来事でした。


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