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2023年が終わるときのあれこれ日記

新しい年が始まった。あまり穏やかなスタートにはならなかったようだ。能登半島地震、羽田空港での航空機衝突事故。1年前を思い返すと、まだマスクを日常的につけていたから、時の流れの速さにも驚くが、同時に本当の意味で心やすまるときは来るのだろうかと考えてしまう。

そんな世の中の動きを知ってか知らずか、年末年始は僕自身もとてもバタバタしていた。

2023年12月28日
仕事納め。会社で急に鼻水が止まらなくなり、会社のティッシュを使い果たす。花粉症のような症状。オフィス移転直前で備品庫も空になっていたので、箱ティッシュを買いに出る。1箱でいいのだが、高級ティッシュしか選択肢がない。仕方なくカシミアティッシュを買う。忘年会への移動中、白くて大きな箱を持ち歩く様子は、どうもケーキを持っている人に見えるらしいく、会う人会う人につっこまれた。

1次会で解散し離脱。自宅近所のバーに行き、1年の感謝と献本した本の感想を話しに行く。店主は、創作物の中に自分が登場することをいたく喜んでくれていて、他のお客さんにも自慢して回っているらしい。気恥ずかしいが、うれしい。

グレンリヴェットのソーダ割とジェントルマンジャックのロックを2杯飲んで帰宅。

2023年12月29日
鼻水も止まっていないし、二日酔いだが、COUNT DOWN JAPAN2324に参戦するため幕張へ。フェスに参加したのは2014年の氣志團万博以来、音楽ライブも2019年の銀杏BOYZの武道館ライブ以来でソワソワ。フェスの作法がわからず、前日からLINEで騒がしく聞きまくった。

ヤバイTシャツ屋さん、キタニタツヤ、10-FEET、め組、ヨルシカ、フレデリック、yama、Vaundy。贅沢すぎるラインナップだった。1週間は勉強していったつもりだったが、さすがにサビしかわからない曲も多く、勉強不足を感じるが仕方ない。

ただ、一番小さいステージで躍動していた、め組にはライブパフォーマンス含めてすっかりハマってしまい、この日以降聞きまくることになる。来年ミニアルバムを出して東名阪をツアーで回るらしい。タイミングが合えば行きたい。

フェスの醍醐味はここにある気がする。2014年も氣志團万博で森山直太朗にどハマりしたし、今回はめ組だった。シフト制の仕事をしていて、なかなか行けなかった頃から誘い続けてくれた友人には感謝したい。

一緒に行った友人とは、翌日も会う予定があったので、この日はサクッと晩ごはんを食べて解散。


2023年12月30日
寝不足と二日酔いを抱えて参加したフェスの反動は大きく、案の定昼まで寝てしまう。年賀状をついぞ書けないまま、今年最後の飲み会へ。

いつもと同じような話と形ばかりの2023年の振り返りをして(この友人たちとは12月に10回くらい会ったので、まあ目新しい話は正直ない)、改札前まで行っても名残惜しさが勝ち、公園でお酒1缶分喋って解散。よくもまあ、これだけ会っていて名残惜しい感情が出てくるものだなとも思うが、そういう友達こそ大事にしたい。


2023年12月31日
昨日までのツケを払うかのように早起き、怒涛のパッキングをして羽田空港へ。お盆以来の帰省。毎度こうしたイベントごとの節目では、妻も連れていく形に結婚してからはなっているが、申し訳なさが勝つ。熊本までの機内では、凪良ゆう『星を編む』を読む。本屋大賞をとった作品の続編を書くことは簡単ではないと思うが、このスピード感で出ていることと、本編での設定を拾っていることから元々出すつもりだったのだろう。いろいろな形の幸せがあることを認めること、幸せや理想は諦める必要はないこと、希求し続けて良いものであること、そんなことを押し付けでなく心に置いていってくれる小説である。

実家ではおせち作りを手伝い、結局書いていない年賀状を書き、などしていると風呂に入ることを母に求められる。入浴を急かされることこそ、実家に帰ってきていることを最も感じるかもしれない。今日ばかりは家族全員揃って紅白を見たいので、おとなしく入浴。

紅白歌合戦は毎年すばらしい。賛否両論ありそうだが、この番組だけでNHKの受信料を払っている価値があると思っている。旧ジャニーズの面々がいないので、白組に華がないなあと思っていると、案の定紅組が大勝していた。さすがにYOASOBIの『アイドル』での揃い踏み圧巻だったので納得である。

乃木坂オタクの妹に付き合いカウントダウンTVを見つつ、年越しはジャンプして就寝。

こうして2023年は幕を閉じた。結婚式やこのnoteを書き始めたことなどいろいろなことがあった。2024年はもっといろいろなことがありそうな予感をもって始まる怒涛の年始編はまた次の機会に。


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