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【UGC】の創出方法 インスタver

今回は【UGCの創出方法】について書かせていただきました。
前回の【SNSマーケティングの鍵となるUGCとIGC】の続編となりますのでまだ読んでないよ〜って方はこちらをご覧いただくとより理解が深まるかと思います。↓

これまでの口コミは、企業側が内容や質をコントロールするのは不可能と言われており、量を増やすことに力を注いでいたように思います。

しかし、UGCは戦略的に生み出すことが可能です。
従来のように自然に口コミが発生するのを待つのではなく、自社の目的に合わせて積極的にに口コミを作ることが重要です。

主なUGCの創出方法

・自社公式アカウントで発信
・ハッシュタグキャンペーン
・インフルエンサー施策

憧れのインフルエンサー (1)

1.自社の公式アカウントで発信
この方法は、費用をかけずにUGCを創出することができます。
まず、自社が抱える公式のアカウントで、お手本となるお写真で投稿をします。その写真を見た一般ユーザーに共感してもらい、真似したい!と感じてもらい投稿までしてもらうといった方法になります。他の方法よりもUGCがたまるまでに時間がかかり、ノウハウもある程度必要になります。
長期的に頑張れる方にはオススメです。

2.ハッシュタグキャンペーン
SNS上で自社が指定したハッシュタグをつけて投稿してくれた方に、抽選で何名かに商品をプレゼントする方法です。多くの企業様が活用しており、ギフティングにかかる費用はかかりますが短期的にたくさんのUGCを作ることが可能です。

3.インフルエンサー施策
SNS上で認知があり、影響力がある方に実際に商品を体験してもらい写真や感想を投稿してもらう手法になります。認知の拡大には非常に効果的ではありますが、ステルスマーケティングにならないようにインフルエンサーとの綿密な打ち合わせが必要です。また、ただフォロワーの多い人に紹介してもらっても効果がないことが多く、インフルエンサーの選び方も重要なポイントになります(属性・趣味嗜好・エンゲージメント率など)

UGC活用時の注意事項

・著作権
・薬機法
・ステルスマーケティング

著作権
企業が、UGCを活用する際には原則として、UGCを投稿した方に許可を取る必要がございます。仮に、無断で商用仕様なんてしてしまったら著作権違反で犯罪になります。インフルエンサー施策で、商品を無償提供で渡す代わりにPRを行ってもらう場合は、前もって商用に写真を使うかもしれないという旨を伝えておくのが良いでしょう。

憧れのインフルエンサー (2)

薬機法
薬機法とは、正式名称で【医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律】と言います。
簡単にすると誇大な表現で広告を打つのはやめましょう!ということです。

消費者が誇大表現による勘違いで購入してしまうと健康被害が出る可能性もあり危険ですよね。絶対にやめましょう。

憧れのインフルエンサー (3)

例)
・『これを飲めば肥満が治ります』
・『この美容液を使うことで肌が美白になります』
・『このシャンプーを使えば髪が生えます』 
などなど

薬機法は全ての人が対象となるため、個人のアフェリエイターやインフルエンサーの投稿も対象となります。特に多い事例として、企業がインフルエンサーをキャスティングしてPRを行なった際に、不適切な表現で投稿されてしまうパターンです。知らないうちに違反をしていたなんてことにならないように気をつけましょう。

ステルスマーケティング
インフルエンサーやモニターとして企業から投稿の依頼を受けた場合は、投稿の中で関係性を明示しなければならないというものです。
PRというワードをキャプションやハッシュタグに入れたり、広告主(依頼者)を明記することで関係性を明示することが多いです。

憧れのインフルエンサー (4)


UGCの魅力はなんといっても、【リアルな声】という点です。
上記の関係性を明示しても、【明らかに作り込まれた言葉】や【良いところばかり集められた言葉】などは効果がないうえに、イメージダウンにつながる可能性があります。インフルエンサーにPRをお願いする際には、企業側から一方的に発信内容を押し付けるのではなく、そのインフルエンサーに自由に表現してもらうことを意識しましょう。

まとめ

UGCは、コロナ禍によって対面式でのコミュニケーションが減少する中で、信頼できる情報源としてますます価値が高まると考えられます。
普段の営業活動の中で一貫してお客様に喜んで貰えているかを改めて振り返り、改善してくことでUGCから【お客様がお客様を呼ぶ】最高の流れを作ることが可能です。

最後まで、読んでいただきありがとうございました!
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