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ちゃっぴいの鉄道旅行備忘録 #6

おはようございます🌞

昨日の夜ちゃんと書こうと思ったんです。

でも連日の短時間睡眠がそろそろ影響を出しそうだなと思ったので、寝ることにしました。

だし、どうせ明日のバス2時間弱あるからそこで書けばいいじゃん、ということで、今バスの中で全力で書いています。


3日目の今日はこの北海道旅行の中でも一大イベントの日と言っていいでしょう。

というのも、ずっと乗りたかった/初めてSLに乗る日だからです!


とりま和商市場へ

ホテルで朝ごはんを食べたあと、釧路名物勝手丼を食べに和商市場に行きました。

和商市場/Washo market

釧路駅からすぐのところにあるので、アクセスグッドです。

そして一通り中をぐるっと回りました。途中、田村商店さんのキャッチにかかり、釧路でしか食べられない厚みの干物を購入。実家に郵送しました。

あとで親と一緒に食べようと思います。

そしてそのあと勝手丼を食べに。
しかしホテルで朝ご飯を食べていたので、お刺身だけにしました。でも食べたあと、気合いでご飯足してもよかったなぁって思ってます。

勝手刺身/original bowl without rice

お刺身は釧路産のものを選びました。

上から順に

くじら/whale
そい/black rockfish
おひょう/halibut
サクラマス/cherry salmon
炙りサーモン/broiled salmon
ニシン(別皿)/herring

そいとおひょうに関しては名前すら聞いたことない方が多いと思います。

そいはメバルの仲間、オヒョウはカレイの仲間で体長は1mを超す大きい魚です。

味の感想。そいとクジラは非常に噛みごたえがありました。クジラは色合いもあって血のような味がするのかなぁと思いましたが、食べてみると、魚感は薄く味のクセもありませんでした。

佐藤商店/sato shoten

食べたのはこちらの佐藤商店さんです。こちらで食べたのには理由があります。

それは私の推しである橋本奈々未さんが「恋する文学」というテレビ番組でこのお店を訪れていたからです。

Hashimoto Nanami

そいやおひょう、クジラを食べようとしたのは、橋本奈々未さんが食べていたからです。

単純です。人間そんなもんです。

いい時間になったので、釧路駅に戻りました。

SL冬の湿原号

いよいよ今日のメインディッシュの「SL冬の湿原号」です!

SL冬の湿原号

じゃーん!!!

かっこいい!!

入線してくるときの汽笛に萌えました。

内装はざっとこんな感じ↓

タンチョウカー/crane car
ストーブカー/stove car

タンチョウカーとストーブカーの2種類がある5両編成で、2号車にはお店があります。

ストーブカーはこんな感じのだるまストーブになっていて、お店で買ったイカなどを焼くことができます。

だるまストーブ/stove

僕が乗ったタンチョウカーのシートはこんな感じになっていて、釧路湿原で見られるタンチョウとエゾシカのイラストが入っています。

このレトロな感じがたまらな〜い


SL冬の湿原号についてもう少し。

このSLは昭和50年まで貨物輸送として使用されていましたが、ディーゼル機関車の導入により長らくの間標茶(しべちゃ)町の児童公園に保存されていました。

平成11年に留萌(るもい)本線のSLすずらん号、釧網(せんもう)本線のSL冬の湿原号として復活し、今年で24年目の運行になります。

昨年はSLの故障により、ディーゼル機関車への変更を余儀なくされましたが、今年は幸いにもSLを使用することができました。内装もリニューアルされ、再出発です。

テーブルや肘掛けはタモ材が使用されています。

釧路-標茶間の48kmを1時間30分かけて冬の期間、1往復しています。



道中の湿原はこんな感じでした!冬なので雪で包まれていて非常に神秘的です。

釧路湿原は4つの市町村にまたがり、日本の総湿原面積の半分以上を占めています。蛇行する釧路川が流れています。

また国の天然記念物のタンチョウやエゾシカを見ることのできる野生動物の宝庫です。

貴重な野生動物の生息地であることが評価されて、昭和55年にラムサール条約登録湿地に指定されました。

さらに、昭和62年には国内28番目の国立公園になりました。

Kushiro waterland

3枚目は釧路川です。すっごい蛇行してる。

エゾシカ/Ezo deer
タンチョウ/Red-crowned crane
カヌー人間/human on canoe

釧路湿原で見かけた動物。エゾシカとタンチョウとカヌーに乗った人間です。全部見られてよかった〜

タンチョウについて。
タンチョウはかつては江戸でも見られたと言われるほど個体数がありました。しかし乱獲や土地の開発などで絶滅したと言われていました。

大正13年に10数羽が発見され、地域の人たちが餌をやるなどの保護の活動を始めました。

現在は北海道東部を中心に生息していますが、その個体数は増加し、北海道内の広い範囲で見ることができます。

タンチョウはその気品の高さや優雅さから
「湿原の貴婦人」と呼ばれています。春から夏は繁殖のため湿原を中心に活動し、秋から冬にかけて水場で見られるようになります。


そして標茶に到着!
すっごい楽しかった。昭和の時代に戻ったかのような気分を味わうことができました。

そして折り返しで標茶から釧路に戻ります。

そこでは外国人の2人組の方がいて、湿原に生息する鹿やタンチョウを見ては喜んでいました。自分がSLの中で写真をたくさん撮っていたこともあり、折角だから共有しようかなと思い、インキャを捨てて思い切って英語で話しかけました。

英語全然通じた。

相手はバンクーバー出身の方で、日本に住み始めており、初めての北海道旅行だったそうです。

他にも色々と雑談。

高校のときに英語をガチでやっていたとき以来久しぶりの英会話です。(大学の英語の授業はオワコンです。)

自分が想像してた何倍も英単語がスルスル出てきて、自分の英語力に自信がつきました!

ここには載せませんが、最後には集合写真を撮り、京都に来たら是非また会いましょう!と言いました!!いい出会いだった、、、!

Dear K.W.

I enjoyed talking with you a lot. Please come to Kyoto for sightseeing!

ついでに釧路湿原駅もご紹介。

釧路湿原駅/Kushiro waterland station

釧路湿原駅は近くに釧路湿原を見渡せる細岡展望台を持つ木造の駅です。

夏になると電車はそこそこの本数停まるのですが、冬の期間はなんと上下合わせて1日3本だけ!!

帰りの電車は網走〜釧路方面唯一の停車列車に乗りました。(普通列車は通過するのですが、乗ったこの快速が停まるという謎現象)

秘境駅ランキングも29位にランクインしています。


そして釧路に戻ってきた。


お昼を食べていなかったので昨日の夜食べ損ねた釧路のソウルフードスパカツを食べに発祥の店泉屋へ。スパゲティの上にカツがのっています。ソースが凄く美味しかったです。

大体駅から1kmのところにあります。

スパカツ/Supakatsu:soul food in kushiro
泉屋/Izumiya

帰りの列車が遅れていたこともあり電車までの時間はわずか40分。

食べ終わって店を出たときには電車までの時間はたった12分。

さぁ脳筋ダッシュの見せどころです。
めっちゃ走った。赤い色も青に見えた。

なんとか帯広行きの普通列車にギリギリ間に合い滑り込みました。

初めてのばんえい競馬

そして揺られること2時間、帯広に到着です!

帯広駅

そしてそのまま帯広競馬場に向かいます。

ここは世界唯一のばんえい競馬が楽しめるところです。
ばんえい競馬とは馬が1トンのソリを引いて1mと1.6mの2つの障害を越えながら200mのコースを走り抜く競馬です。

障害を越えたところから見る馬の姿はとっても迫力があります。1トンのソリを引いていることもあり、普通の競馬と違って速度が遅いため、コースを一緒に歩きながら観戦することができます!

コース

初めて競馬をしました。4レースやって結果は1500円負け。自分は多分向いてないんだと思います。いい経験になりました。(でも一応最初のレースは300円勝ちしたから)


晩御飯は帯広市民に愛されているインデアンというカレー屋さんに行きました。

インデアン

インデアンカレーは20種類のスパイスを使った本格的なカレーでした。辛いものがいける僕は思い切って1番辛いやつにしようかなと思いましたが、高校のときの近くのネパールカレーで激辛頼んだら辛すぎて食いきれなかったことを思い出したので、1つ下げた辛さにしました。

食べて正解だと分かりました。


ということで北海道旅行3日目でした!
凄く濃密だった1日、しあわせ。
また明日!!

3日目行程

釧路市 晴 -8℃〜2℃
帯広市 晴 -8℃〜2℃

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