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目黒不動尊の動物(像)たち

JR目黒駅から徒歩20分、東急不動前駅から徒歩10分ほどのところにある目黒不動尊(泰叡山護國院 瀧泉寺)。平安初期に天台宗の僧、圓仁が開いた関東最古の不動霊場で、圓仁が自ら彫った不動明王を安置したことに始まります。

このあたりは寺社が多い地域で、不動尊の参道にも、蛸のイラストが目をひく蛸薬師(天台宗 不老山 薬師寺)、ちょっと脇道に入ると五百羅漢寺。他にも少し足をのばせば様々な寺社を巡ることができます。

だいぶ暖かくなってきたので、昼休みに職場を抜け出し、徒歩5分の目黒不動尊に遊びに行ってきました。


広い境内には、さまざまな像があります。

前回の記事で、境内にいるカエルの像をご紹介しましたので、その流れで今回は、水関係の生き物の像をご紹介します。

前回の記事

仁王門をくぐり、境内にはいると

威厳漂う龍が待っています。
威嚇されている感じです。かみつかれそう。

直進すると、本堂にまっすぐ続く男坂、その右側には回り込んで本堂へ向かう、なだらかな女坂と呼ばれる階段があります。
女坂のふもとに前回ご紹介した鷹居松(たかすえのまつ)があり、親子ガエルがいます。

女坂。階段の左に鷹居松がみえます。
鷹居松の下にいる親子ガエル。
背中の子ガエル

女坂の途中にも何かがいます。

金属特有の光沢と赤い目が印象的です。魚かと思いましたが…
脚がありました。魚ではないようです。
後ろ姿まで隙がありません。

寺社にある像というと、由来を知りたくなってしまいますが、ここまでロボット的だとそんな気もおきず、何でもありだなーと思います。

本堂そばの手水舎にも、やはり龍。

本堂でお参りをすませ、男坂を下りてくると、すぐ右手に水かけ不動明王。

ここでも龍が待っています。

水かけ不動は池の中に立っていますが、この池に水を供給しているのが独鈷(とっこ)の瀧。

不動尊の開祖、圓仁が独鈷と呼ばれる棒を投げたところ、そこから瀧泉が湧き出したそうです。この滝の水は2体の龍の口から出ていて、開山以来、涸れずに流れる霊水とされています。

瀧の上にも。

さらにその奥。

近くに無事カエルがいます。

龍以上の存在感。無事カエル。

垢離堂。

見えづらくてすみません。

こんなところにも。

最後に、海をわたってきた因幡の白兎を助けた大国主命がモデルと言われる大黒様。(水つながりではちょっと苦しいでしょうか…)

湧水スポットだけあり、水が豊かな境内でした。

見どころ(=見逃し)が多くて、何度も足を運んでしまうお不動様。

続きます。

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