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旅、37日目 ザビエル公園

旅、37日目です。

通院先のすぐ近くにザビエル公園があります。

ここ鹿児島は、1549年にフランシスコ・ザビエルが上陸し、日本で初めてキリスト教を伝えた土地です。
ザビエルは、マラッカで出会った鹿児島出身のヤジローと共に鹿児島に上陸し、布教を開始しました。ですが、仏教勢力の抵抗や布教を許可した島津貴久が布教に熱心でなかったことから、一年あまり鹿児島を去ります。

鹿児島市内に走るフランシスコ・ザビエル歴史街道沿いには数々の史跡が点在しています。

ザビエル公園は、そんな史跡の一つです。
ザビエル渡来を記念し、1911年に石造りの教会が建てられましたが、戦災で消失。焼け残った教会の石壁を利用して作られた記念碑が、ザビエルの胸像と共に公園内に残されています。

平成11年にはザビエルと薩摩人ヤジロウ、ベルナルドの3人の等身大の像「ザビエルと薩摩人の像」が設置されました。ベルナルドは鹿児島の信者で、ザビエルが日本を離れる際に同道した人物です。

左からヤジロウ、ザビエル、ベルナルド。

入り口以外は、子供達が遊ぶ普通の公園です。

歴史の教科書で学んだキリスト教伝来が、この地では身近な出来事のように思えます。


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