鬼降る森 続き
高千穂の夜神楽を、ベテランが若い世代に伝える一節です。
膨大な時間をかけて教え、教わった結果、神楽の担い手たちがどのような存在になるかが次に書かれます。
人ならぬ世界の舞を人に伝え、土地の中で伝承していくことは、まさに天と地のあいだを往還するということだな、と思います。
この本は、たしか朝日新聞のコラム「折々のことば」で知りました。
たった一行紹介されていた文章に惹かれて手に取った本でした。
いつかこんな文章が書けるようになるのでしょうか。
こんな境地で舞えるようになるのでしょうか。
とてもそうは思えませんが、目指したいところが見えた気がします。
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